愛宕山--海抜890.5米

関西百名山 登山記録 37 
平成13129日 曇時々晴
参加者 森川 清水 安東 高橋 徳永

安東満雄です。今日の山頂は指先の凍るような、冷たい一日でしたが、京都市の北西部に位置し、山頂には『火伏の神・(火の用心)』の神様が祭られる愛宕神社・愛宕山(標高924m)に登って来ました。
京都では比叡山と並んで市民に親しまれているとか。「伊勢に7度、熊野へ3度、愛宕山には月参り」と云われるだけに山頂までの表参道は綺麗に整備され、1300年昔からの重みがある。今日の我々の仲間の中には、京都の出身だがまだ登った事がなく、この機会に是非登って置きたかったと言われる方もいた。JR京都駅から清滝行きの市バスにのり、嵐山を経由して、終点で下車。渡猿橋を渡り表参道ーお助け水ー五合目ー水尾分岐ー黒門ー石段240段、愛宕神社
(山頂)ー下山は同じコース。歩行4時間30分。山頂ではリーダーに熱いぜんざいをご馳走になる。寒くもあり格別美味しい。他の登山者にも振る舞われる。神社では火のお守りの
阿多古祀火迺要慎(ひのようじん)」のお札を子供達の分も含めて少し余分に求める。このコースは家族向き。庶民の信仰では、3歳児までの
おんぶ参りはその子の一生を火難から免れるとか。現に今日も3歳前後の子供を、途中おんぶして参拝しておられる方を目撃した。清滝からのバスは1時間に1本であり登山前に時間要チエック。帰りは阪急嵐山駅から帰宅。渡月橋の近くの小料理屋のうどんとチョット一杯の熱燗は最高であった。

徳永さんへ  安東です。お帰りなさい。お疲れ様でした。列車の「スーパー白兎」には無事、間に合いましたか?
私達は、あの後うどんと熱燗をチョット一杯遣りまして、皆さんと茨木市駅までご一緒させて頂き、後は失礼致しました。何時の事乍、お世話様に成り有難う御座いました。厚くお礼申し上げます。会長からご自身の俳句の訂正と徳永さんにうどん屋の件でご報告をしておいて欲しいとの事ですので下記の通り宜しくお願い致します。
うどん屋の件は『嵐山・渡月橋の近くの小料理屋「浅野屋」で帰りに、熱いうどんと熱燗をチョット一杯やったが、その際、気の良い店主が地酒「花の舞」を冷酒で振る舞い酒をしてくれた。これがまた美味かった事。』徳永さんには申し訳なかったが、レポートに入れて頂きたい由です。

以上が、安東さんと私との129日夜のメール交信状況そのままの再現です。このように安東さんのエネルギーと文才に敬意を表し新機軸のレポートとし私も労力を省きます。ありがたいですね。凄い時代ですね。

さて、それでは取りまとめ役として、本日の俳句、一覧。

    枯れ梢 愛宕の山は 下紅葉    森川

    落ち葉踏み 清滝からの愛宕山   安東

    秋深く 友と登りし愛宕山     安東

    師走月 念願叶い愛宕山      安東

    秋去りぬ ハッパ踏みふみ愛宕山  清水

霧こもる愛宕の山に冬近し     徳永

かんさびし愛宕の杉に木枯らしのあと徳永

    下りみち厳しき上り甦る      繁益

    落ち葉踏みしむ愛宕山道      繁益

前回の丹後の俳句の訂正あり

    雲晴れて宮津の海や冬の虹     森川

繁益さんは、先日、同様なコースを単独行し記録と俳句を私宛に送付して頂いておりました。繁益さんの正確な記録を信じて大阪に無事に17.10分到着し私は予定を早めて自宅に8時半帰りました。有難うございます。
本日は、高橋さんが重たいのに自宅の柿を持参あり各自2個宛頂戴しましてビタミン補給に大いに貢献して貰いました。暖かい小屋のストーブの側で美味しいものでした。会長からはゼンザイの恒例振る舞い寒い時はおいしい。
安東さんは、一味違う愛媛は唐饅頭、不思議な煎餅でした。

次に事務的確認事項 ----合意事項
@ 月山会は5年後に東北の月山に登山し帰途金沢でこの世の名残りに著名な老廓で金沢の芸子を呼び宴会します。
その為に、来年の6月と12月に各自一万円を積み立てる事としました。この会計は徳永と会長の指示があり引き受けます。
A最近は月山会は温泉やらタクシーの利用が頻繁です。
そこで、来年1月から参加会費を3000に決まりました。余剰金は年末の忘年会に充当しますのでご了承願いあげます。会計ご担当の長戸さん、いつもご苦労有難うございます。珍しく長戸さんの決席には驚きました。繁益さんは法事でした。来春は113三輪山です。この日は参拝後、森川会長の古代史講義があります。新年に相応しいものになると期待します。
それでは、皆様、お揃いで、良いお正月をお迎えください。
奥様に宜しく、宜しくお伝えください。 (文責徳永圀典)