中国、あれやこれや その8
平成17年 8月
1日 | 兵営国家。中国 |
中国は西洋人からは「兵営国家」と呼ばれた。本質を突いた表現である。中国は典型的な、戦争立国、戦乱大国、軍国主義国家である。 |
中国のイメージは、歴史的に「戦乱国家」「土匪国家」「飢饉国家」である。 |
2日 | 中国は典型的な軍国主義国家 | 中国は有史以来、「易姓革命」という歴史原則があるからだ。武力によるしか政権を維持でき | ないできている。物理的なわ暴力が立国・建国の原理となつている。 |
3日 | トップが兼務する軍事委員会 |
皇帝とか現代では、主席は必ず軍事委員会のトップを兼務する。兼務して名実共に中国の真の実力者になるのである。 |
という事は権力は武力を背景に立国というこの中国の姿を示している。 |
4日 | 中国人の言う平和愛好 |
世界で最も平和を愛好するのが中国人だという。 |
子供の時からそう叩き込まれているからだが、中国国民以外の諸外国は、凡て「戦争愛好」「侵略嗜好」が定着している。 |
5日 | 中国人の性格・気質 |
「弱いものいじめ」、「裏切り癖」「内紛」「闘争好き」。 |
歴史を見ても中国は戦争だらけである。歴史年表を分析しても、戦乱の無い年は無いと言われる。 |
6日 | 中国の領土形成 |
広大な中国の領土には様々な民族を包含している。それはいうまでもなく、漢民族が周辺民族に対して侵略し植民地支配したからである。 |
現中国も、台湾に対して、武力を放棄しない、台湾海峡を火の海にする、数百のミサイルを台湾に向けている。常に武嚇的である。とても平和愛好民族とは云えない。 |
7日 | 孫文と毛沢東 |
「孫文」は大変な戦争愛好家、自分の意見と合わない同志にも容赦ない攻撃をしている。孫文は辛亥革命後の中国内戦の元凶と言われる。 |
「毛沢東」はアルバニア軍事代表団に「中国人が平和愛好民族であるというのは嘘だ。実際は戦争が大好きで、そういう私もその一人だ」と自慢 |
8日 | 中国の天性 |
それは「侵略」であるといえる。中国人の信念は、世界最強の国家にならなくてはならぬというものである、と言われる。 |
長い人類の歴史の95パーセントは中国は世界最強であり、たまたまここ数百年は、その地位を西夷に奪われただけと考えている。 |
9日 | 「開疆闘土」 カイチャンピイトウ |
意味は「領土拡大」である。現在の中国が最も尊敬している歴史上の人物は、「漢の武帝」「唐の太宗」である。 |
この両者の「漢」「唐」の帝は、周辺諸国を征服し、版図を拡大した侵略者である。周辺に武力征伐を盛んにしたのである。 |
10日 | 中国の英雄 |
中国人は他民族へ侵略、征服に憧憬するだけでなく、自民族を征服した他民族も中華民族の英雄として祭り上げるくらい英雄視しその子孫だと誇りにする。 |
中国を征服した他民族とは、チンギス・カーンノ孫フビライ・カーン、満州ノ後金国ノヌルハチノ孫ノ順治帝ヲ太祖ト呼び祭り上げてイル。 |
11日 | 征服者の子孫になりたがる中国人 |
侵入した強盗を父と呼ぶ天性を持つ中国人、それを「認賊看做父」と云う。 |
他国併呑が中国の歴史の主体である。戦国時代から説客が諸国を廻り、王道や覇道を論じ、合従連衡、往戦を繰りさせた。 |
12日 | 中国のいう軍国主義の詭弁 |
現今中国は、核大国を目指し、原子力潜水艦、核ミサイル、更に空母の保有を進めている。超軍事大国である。 |
日本などは、自衛隊しか持たないのに「軍国主義復活」と非難する詭弁を弄する。今でも中国は領土拡大を志向しながら、又侵略の歴史とかないのに日本の過去の「侵略」だけ非難する、この勝手さ。 |
13日 | 中国の領土観 |
中国には元々伝統的固有の領土はない。歴代王朝の版図は一定していない。国力の差、栄枯盛衰に応じて、拡大と縮小している。 |
中華民国の時代になり、荒唐無稽な領土観が登場し今日に継続されている。 |
14日 | 清滅亡後 |
満州の清王朝を打倒し、中華民国を樹立した漢民族は、元々満州、新疆、チベットとの非漢民族土地に無関心であった。 |
革命達成後は清の旧版図がすべて欲しくなり、中国の伝統的領土だと主張するようになつた。満州が建国されると、それまで殆ど無関心の中国人学者が満州中国固有領土論を展開したが、日本人学者の非中国領土論に全く太刀打ちできなかった。 |
15日 | 台湾問題 |
台湾は中国固有領土論、デタラメである。1895年、日本に永久割譲された後は、蒋介石も毛沢東も台湾が中国領だとは考えていなかったといわれる。 |
蒋介石が台湾の中国領と言い出したのは、大東亜戦争の戦勝後に日本からそれを奪い取りたくなつたからである。 |
16日 | 中国の領土観 |
中国には元々伝統的固有の領土はない。歴代王朝の版図は一定していない。国力の差、栄枯盛衰に応じて、拡大と縮小している。 |
中華民国の時代になり、荒唐無稽な領土観が登場し今日に継続されている。 |
17日 | 南沙諸島 |
過去の歴史では異域として見向きもしない、寧ろ不吉な世界として進出すら拒否してきた海の世界に対しても主張を始めている。 |
スプラトリー諸島(南沙諸島)に、恰も昔の中国人が上陸して建てたかのような古碑の偽造までして、不可分な神聖な固有領土だと強弁し、領有問題の平和解決を望む東南アジア各国を苦しめている。 |
18日 | 周辺民族侵略史の中国 |
中国の歴史は版図拡張の歴史である。周辺諸地域への侵略の歴史でもある。 |
だが、この国の歴史教科書では、一切「侵略」という言葉を使っていない。「侵略」とは日本糾弾の外交カードとしてのみ使用しており、自国の侵略の歴史は教えない。 |
19日 | 義戦と自虐 | 中国は、昔から侵略戦争を「義戦」という言葉で表現し、正当化してきた。つまり中国は「義」のために討や伐はしても、不義とされる侵や略し行わないというのである。 | 日本が余りにも自虐的過ぎるのである。 |
20日 | 中国の正義とは | 天下の正義とは、凡て中国の支配者に在るという前提で中国の王道論は成り立っている。 | このような思考は覇道であり断じて21世紀の世界に受容できるものではない、日本人は余ほど、腹を据えて行く覚悟が必要である。 |
21日 | 台湾人大虐殺 |
1947年の2・28事件による台湾人大虐殺である。犠牲者数は3万人以上、事件の完全解明は未だ。戦後現中共政権に追われ台湾に上陸した蒋介石軍は、日本の官民の財産を接収の名の下に略奪した。 |
それにより台湾は有史以来未曾有の飢饉に見舞われ、経済は崩壊し失業者が溢れた。ペスト・コレラ・天然痘が中国から持ちこまれた。台湾人と中国人の文化摩擦・文明衝突である。これにより台湾人は日本統治と日本人の素晴らしさを自覚した。 |
22日 | 台湾に於ける中国人の実態 |
難民中国人には「法の観念」を知らず、役所では「コネ」が無いと動かない。台湾の日本統治時代の近代社会は中国人の侵入と共に消滅したのである。 |
公的機関や公営企業は中国人に没収され、その家族・縁故者に独占され有能な台湾人は追われた。中国人警官はユスリ・タカリ、買い物にカネも支払わなかった。 |
23日 | 中国の皇帝 |
唐以降となると、契丹人、女真人、モンゴル人、満州人など北方諸民族と漢人が交代で王朝を築き、中華世界、あるとは東亜世界を支配した。 |
そうした中、漢人が中国を支配すると必ず「苛斂誅求」が行われ民衆は悲惨であった。 |
24日 | 中国膨張主義 |
中国の版図拡大の物理力の限界が中華文明の限界、隋・唐以後、拡散力が衰退し、草原のモンゴル、東トルキスタン、チベットなどの中華世界の外には波及しなかった。せいぜい東アジアの朝鮮、日本、ベトナムに影響を及ぼした程度。 |
産業革命と市民革命を経て勃興した資本主義国列強による近代西洋文明の地球的規模の拡散は仏教文明やイスラム文明を超えたものであり中国拡張の野望を砕いたのは列強の中国進出であった。これは中国=侵略被害者の歴史観からは見えない。 |
25日 |
朝貢冊封秩序体制の崩壊 |
清帝国の膨張が限界に達した頃、北でそれを食い止めていたのがシベリアを征服したロシアである。西洋進出でビルマ・ベトナムが植民地と化し、中国の『朝貢冊封秩序体制』は崩れた。 |
臣下の朝鮮まで新興近代国家の日本の勢力下に入る。日清戦争で決着した日本との抗争は中国の臣下・朝鮮を独立させないためであった。 |
26日 | 朝貢冊封秩序体制 |
更に天領である、満州、蒙古、藩部であるチベット、新疆までもが列強の勢力下に入り、遂に中国本部まで分割の危機に直面した。 |
中華帝国の衰退は秦、漢以来、循環として繰り返されている。清帝国の場合は西夷という大きな国際情勢の波を受けての衰退であった。 |
27日 | 捏造の中国史観 |
19世紀に発生した中国と西洋諸国とのトラブルの原因は、世界の潮流に乗ることの出来ない中国にあった。列強の侵略という中国の主張は中国歴史の捏造であり他国への責任転嫁である。 |
アヘン戦争は、寧ろ、中国のイギリスへの懲罰戦争だという意見もある。清とフランスとの清仏戦争も同様に懲罰戦争である。これは当時の清国皇帝の文書にあるという。 |
28日 | 中国の野望 |
中華帝国の天下主宰、版図拡大の野望は19世紀には挫折したが、21世紀の今日、経済の発展のこの機会に、再びこの伝統的野望が擡げてきたと思われる。 |
なぜなら、中国の天下主宰への希求は中国人の持つ世界観から来ていると思われるからである。今世紀、千載一遇の機会到来と思っているのである軍備大拡張、海洋進出がそれを示している。 |
29日 | 中華統一思想の化石 |
ヨーロッパは2千年前の中国と同じく、天下は分裂して覇権争いがある。然し中国では秦の始皇帝の統一以来、たまには天下大乱があったが、2千年以上にわたり統一されている。と述べた梁という国粋主義中国人哲学者がいた。 |
更に、中国は分裂から統一、政治から文化へ、国家から天下へと発展した。ヨーロッパは統一から分裂、文化から政治、天下から国家へと退化している。だから中国は精神文明の面ではヨーロッパより進んでいると言った。これこそ中華思想の化石である。 |
30日 |
.中国人の中華思想の怖さ |
インターネットでは、「朝鮮もベトナムも日本も、その祖先は中国人である。だからさっさと民族意識を捨てて中華民族の一員になれ」とか |
「日本人には「倭族自治地区」で自治を許してよい」といった発言する中国の若者も多いという。 |
31日 |
.幻想の中国天下 |
中国を一つの天下とするのは幻想である。チベットもウィグルは中国人と言語も風俗も文化も宗教も全く異なる。イスラム文明も中華文明と同じだと主張するのは中国人だけである。 |
中国を纏めて、維持して行く為には、1極集中主義で専制独裁の中央集権体制を採用するしかないのであろう。これが中国の一君万民体制で古代と少しも変らないのである。統一と崩壊を繰り返す中国の歴史原理である。 |