中国あれやこれや E
平成17年6月

 1日 太平天国の乱と残忍性1.

中国の科挙制度の不合理性を感じた洪秀全は世直し運動を起こし「上帝会」を組織し挙兵、1851年である。瞬く間に華南を制し中国人口の半分近い2億人を巻き込む。

1853年には南京を首都とする迄に至るが、傲慢となり壮麗な宮殿や愛妾を侍らせるなどし革命精神は失われた。

 2日 太平天国の乱と残忍性2. 1861年にはこの乱は沈静化に向かう、それまでの人口43200万人が26688万人に激減していた。僅か10年で16528万人が命を落としたという異常さであった。

特に太平天国の首都、南京は陥落の際に数百万人が殺され各地に遺体が埋められたり揚子江に投げ捨てられた。

 3日

日本の乱の後始末

島原の乱、1637年、反乱参加者23千人、幕府の猛攻にあい全滅状態となったのが死者の最大という。

飢饉による農民暴動、一揆、打壊し、強訴など精々参加者が1000人単位で、最終的に首謀者が数名死刑になる程度である。

 4日 隋書・倭国伝

中国教科書の大嘘

「隋の時代、日本の天皇は、国交を結ぶ親書を託した使者を派遣してきた。隋の煬帝は、喜んでこれに同意し、衣装を賜った」と史実と反対の大嘘を並べている。

真実の歴史書
「隋書・倭国伝」「・・大業三年、其の王多利思比弧
(聖徳太子)、使を遣わして朝貢す。(中略)其の国書に曰く「日出づる処の天子、書を日没っする処の天子に致す、恙なきや」云々と。帝之を覧て悦ばず。鴻艪卿に謂ひて曰く、「蛮夷の書、無礼なるもの有り、複た以て聞する勿れ」と。明年文林郎輩清を遣はして倭国に使す」
――煬帝は怒ったのだ。

 5日 中国の教科書の大嘘1.

真実の歴史書―「隋書・倭国伝」「・・大業三年、其の王多利思比弧(聖徳太子)、使を遣わして朝貢す。(中略)其の国書に曰く「日出づる処の天子、書を日没っする処の天子に致す、恙なきや」云々と。帝之を覧て悦ばず。鴻艪卿に謂ひて曰く、「蛮夷の書、無礼なるもの有り、複た以て聞する勿れ」と。明年文林郎輩清を遣はして倭国に使す」―煬帝は怒ったのだ。

現在の中国教科書―「隋の時代、日本の天皇は、国交を結ぶ親書を託した使者を派遣してきた。隋の煬帝は、喜んでこれに同意し、衣装を賜った」と史実と反対の大嘘を並べている。

 6日 元寇 日本侵略の元寇に関して全く触れていない。二度に渡る日本侵略の事実を掲載していない。自らに都合のいいことだけ、不都合なこと頬被りしている。

元寇を省略しているのである。これがあの国のやりかたである。

 7日 倭寇 元寇とは対照的に自分が被害を受けた明代の倭寇の話は途端に詳しく掲載している。

色々引用した後、倭寇と戦った「民族の英雄」威継光の活躍は長々と書いている。中国の偏向した公平でないご都合主義の史観がみてとれる。

 8日 日清戦争

日清戦争は朝鮮に対する宗主権を主張する清国と、朝鮮の独立を望んだ日本が激突した戦争であった。事実は、明治27725日の豊島沖海戦は、清国の軍艦斉遠の発砲から始っている。

中国の教科書は「日本海軍は朝鮮の牙山沖合の半島付近で清軍の輸送船を襲撃し、清政府はやむなく日本に対して宣戦布告した。としているが中国の大嘘で史実の歪曲である。

 9日 旅順 中国の教科書、「日本侵略軍は旅順でわが同胞を狂ったように虐殺し、死者、被害者は18千人余りに達した。日本軍は自己の罪状を覆い隠すために、被害者の死体を集めて焼き、骨を棺に入れて埋葬し「清国将兵の墓」と書いた木の札を立てて、世界の非難をかわした・・云々。 ――左記は大嘘を書き並べている。
10日 義和団

中国の教科書の大嘘7.−義和団―中国の教科書、北清事件、19006月、中国人民の反乱を鎮圧いるために、イギリス、アメリカ、ロシア、日本、フランス、ドイツ、イタリア、オーストリアの八カ国2千人からなる侵略軍が・中略・北京に侵攻した・・・後略。
これも大嘘である。

八カ国連合軍は、外国公使館区域を包囲攻撃した不法な義和団から、外交団並びに民間人を救出するために構成されたもので「侵略軍」とはとてつもない言い掛かりの大嘘である。

世界のお笑い草である。

11日 日露戦争

中国の教科書の大嘘8.
中国の教科書には日露戦争の記述が皆無である。日本がロシアに勝ったからアジアの独立に希望が出たのだ。

満州の地で戦われた日露戦争だが、元々満州は漢民族と無縁の地である。女真族に返すべき地である。

12日 辛亥革命成功の裏に日本 中国は、多くの留学生の集まっていた東京は革命伝播の中心地になつたし書いている。 孫文を頭山満や犬養毅など、中国革命を支援していたのである。孫文も幾多の日本人に感謝している。日本人の支援なくして辛亥革命の成功は有り得なかったのに全く記載していない。
13日 中国の教科書の大嘘

−済南事件の捏造
・・日本軍はまず蔡の耳と鼻をそぎ、次に目をくりぬき、最後に殺害した。・・これは当時の国民党軍により喧伝されたものだが明白な捏造である。

これは、日本軍が残兵掃討のため、公署の建物を探索中、不意に発砲してきたのでこれに応酬し、建物の中にいた16名を射殺、刺殺した中に蔡がいたため、国民党の格好の宣伝材料に利用されたものであり事実無根である。

14日 中国の教科書の大嘘

中国の教科書の大嘘10.−九・十八事件
―・・1931年より日本帝国主義は中国侵略を急速に推し進め・・・と掲載している。

満州への日本の進出は完全に合法的なもので侵略の表現は不当である。満州事変の第一の原因は、中華民国側の条約無視と挑発的排日にあった。
15日 中国の教科書の大嘘 1932年、日本は清朝最後の皇帝溥儀を擁して、長春にて偽満州国傀儡政権を樹立し東北を中国から引き離した。東北三省は日本帝国主義の植民地への零落し、東北人民は恥辱的な亡国民の生活・・。 偽満州国とは政治的プロパガンダである。満州は古来漢民族の領土ではない。これは歴史的事実であるがこの事実を抹殺している。
16日 中国の教科書の大嘘

盧溝橋事件
193777日夜、日本侵略軍は、盧溝橋に向けて進軍し、全面的な中国侵略戦争を起こした。 盧溝橋事件の発端は定説がない、日本軍を最初の発砲者とするのは事実ではない。シナ事変拡大の直接の責任者は、中国共産党の劉少奇と共産党秘密党員張克侠にある。
17日 中国の教科書の大嘘
南京問題
・・戦後の極東国際軍事裁判によれば、南京占領後6週間以内に、武器を持たない中国の国民30万人以上を虐殺した。・・ 南京大虐殺の掲載事項はすべて中国共産主義の政治的プロパガンダである。極東軍事裁判でも問題にならなかった、証拠がなかった
18日 中国の教科書の基本方針―四項目 マルクス・レーニン主義A共産党指導B社会主義路線Cプロレタリア専制政治 徹頭徹尾、中国共産党を礼賛するイデオロギーによる政治目的が貫かれている。これにより反日教育をしている。
19日 中国の日本侮蔑言葉 「小日本」は普通に頻繁に使用されている。大手の官営新聞も「日本鬼子」を大見出しに使う 通りかがりに「倭」とか「倭猪」と捨て台詞もある、猪とは「ブタ」の意である。
20日 日中「友好」の欺瞞 中国の現実の実態は「嫌日志向」である。 「日中友好」の意味のない、儀礼的言葉だけが両国間に氾濫している。日中友好なぞは幻想である。
21日 日本政治家の北京詣で 1999年、日本国会議員は170人、衆議院議員だけで4.4人に一人が北京を訪問。2000年は111人、河野洋平外相訪中前後の三週間は8グループ51人である。 こんなに政治家が特定の国に集中訪問する国はない、現代の朝貢である。本日も大バカの加藤紘一が妙な人物古賀や野田聖子を連れて訪中してゴマ摺りしている。ご託宣を貰いに行き国内政治に利用するバカ紘一バカマスメディア
22日 胆力も知識もない連中ばかり 台湾問題、尖閣問題、日本海域の中国船活動なども言及しない、お粗末な日本の議員。 日米防衛ガイドラインの件で高圧的に宣告されて、真摯に反省しお詫びするとまで弁明した斉藤議長。野中初め、胆力も知識もない日本の政治屋連中ばかり。
23日 マーク・オニール氏の
中国分析
1.
英国人で長い間北京駐在のサウスチャイナ・モーニング紙の記者。氏は2000106に日中関係の分析記事を書いた。 タイトルは「われわれは許さない。だがあなた方からカネは取る」であった。これが中国の本質。
24日 マーク・オニール氏の
中国分析2
記事の内容、「中国共産党が貿易、経済援助、投資、観光などの最有力相手の日本を過去の戦争問題で叩き続けるのは、日本を決して贖罪を果たしえない罪人として押さえつけておくという戦略のためだ」とか「日本が幾ら謝罪しても、幾ら援助資金を贈っても、絶対に十分というふうにはならない」と分析している。 「歴史問題で大部分の中国人の意見は、間違った情報に基づいている。」「それはこの反日政策が大成功であるからだ。日本を間断なく攻撃しても中国側になんの不利な結果もないことだ。日本の企業は中国に依然、投資を続け、観光客は訪中を続け、政府は援助資金を提供しつづけてきた。」
便利な外交戦略なのである。
25日 北京は日本のカネで出来た 過去20年、特定の外国から、これほど援助されて出来た大都市は世界にはない。 北京玄関口の国際空港に300億円、航空管制システムに210億円、河北省からの乗り入れ鉄道の建設に870億円。北京市内の地下鉄網建設に200億円。
26日 北京は日本のカネで出来た 電力通信では、北京北部十三稜揚水発電所建設130億円、東北部から北京への光ファイバーの電話網72億円、国家経済情報システム整備240億円等。 環境では、北京上水道整備155億円、下水道処理に27億円、浄水場建設147億円、中日友好環境保全センター建設105億円。
27日 北京は日本のカネで出来た 北京市の人間社会の基盤作りでは、中日友好病院建設200億円、医学教育センター建設6億円、リハビリセンター整備34億円、消防機材に25億円。

北京市肉類総合研究センター27億円、野菜研究センター整備11億円、淡水魚養殖センター8億円、輸出入食品研究センター10億円。

28日 北京は日本のカネで出来た 中日青年交流センター110億円、職業訓練指導員養成18億円、中央テレビ機材38億円。

更に更にもう数えられない程の資金提供がされている。北京だけでも、この通り都市づくりに日本は約4000億円を提供している。

29日 北京は日本のカネで出来た 一国が他国の首都建設に、これほど巨額の資金を純粋な援助として、これ程の長期間に提供したのは世界でもあるまい。北京は日本が建設してやったのである。 これほどの援助してももらいオリンピック開催に国力を使用し、日本の主権を各般に渡り侵犯されているというのは絶対に許すことは出来ない。
30日 中国は日本のカネで出来た 2000年までに
3000000000000円である。我々の税金から支出されている。

中国の国民は、この事実を少しも知らされていない。感謝の表明もない、日本国民は馬鹿にされている。