藤原岳 海抜1140米 関西百名山
霊仙岳に登山してから、妙にこの山は気がかりな山であった。そのくせに中々機会が得られない。友が3月の雪解け頃、この山の「福寿草」がとても美しいからと云われながら、「小辺路」の大挑戦もあり『福寿草」の機会を逸してしまい、友に申し訳ない気持である。予想通り、葉の福寿草だけであったが、色々観察すると小さい花も色々とあり楽しむことが出来た。中々覚えられないのだけは確かである。数十匹の野猿のお迎えには驚いた。山麓には百頭あまりの野猿が民家の近くで餌を漁っていた。早朝出発したので雨の被害は少なかった。平成17年 5月12日  曇後雨

藤原岳の花

ポイント 歩行タイム 休憩タイム ポイント概況 備考
宿 am5:10 雨が怪しいのもあり4時起床。裏登山道の人は少ないようである。 裏登山口の入口にある聖宝寺に宿がありとても便利。
登山口 am5:15 もうすっかり明るい。 海抜220米。
三合目 am5:50 0:35 標高差920米あるから急峻である。
五合目 am6:05 0:15 野猿数十匹のお迎えを頂く。 新芽を食べていた。それにしても多いものだ。
六合目 am6:15 am6:20 0:10 0:05 少し休憩する。汗だくだく。 道はかなり荒れている。
八合目 am6:45 am6:50 0:25 0:05 海抜850米。ガスがかかってきた。 ここで表登山道と合流。
九合目 am7:03 0:13 この九合目から藤原山荘までが長い。 登山者は一様にそう思うようである。
藤原山荘 am7:27 am7:37 0:24 0:10 本日、最初の登頂者は我々である。 薄いガスがかかっている。
藤原岳 am8:07 am8:17 0:30 0:10 途中の、雪解時の悪路は今日は乾燥して良いと友は言う。 スズコの採集に余念のない友人であった。
藤原山荘 am8:38 am8:45 0:21 0:07 ここから天狗岩に廻ることとした。 まだ雨はない。
天狗岩 am9:20 am9:35 0:35 0:15 カレンフェルトの草原である。さながら日本庭園のようだ。藤原岳がガスで見られなかった。 途中、小さい色々の花に出会う。福寿草は葉だけ、毒草のトリカブトが無数に見られた。
藤原山荘 am10:10 am10:40 0:35 0:30 早いが昼食する。ラーメン、お握り色々食べた。 朝の食事が午前4時半だから当然の時間。雨画近い感じ。
八合目 am11:35 0:55 登山者に初めて出会う。 樹林帯の中の下山。
五合目 am11:50 0:15 ここで東京からのツアー20名に出会う。 樹林帯の中の下山。
二合目(山の神) pm12:27 0:37 雨である。
大貝戸登山口 pm12:45 0:18 四合目で下山した女性ばかりの団体約50名が休憩していた。 我々は宿の車に乗りお風呂をしに行く。すっかりの雨。
総タイム 7時間35分 1時間22分 「関西の山250」のガイドはこの下山タイムを山荘から1時間30分としているが、実に不可解である。 我々は遅くない部類だが、それでも下山は1時間55分である。
実歩行 6時間13分