関西百名山 登山記録 藤原岳 海抜1140米

平成16年4月4日
参加者 森川・繁益・安東・高橋・長門・小川


桜前線が北上し、2〜3日内に仙台市内で開花宣言がされるだろうと言われていた4月4日(日)、滋賀県と三重県に跨る日本200名山・関西百名山「藤原岳標高1140m」にHHC、大型バス(60人乗り)に29人(内女性19人)で登山して来ました。
登山口の急峻から下山まで所用時間8時間。正味6時間30分を歩き続け、下山した時は「疲れた」と言うのが正直な感想でありました。
藤原岳は全山石灰岩で、別名「花の山」とも言われ、大いに山花を期待して登山しましたが、山頂はまだ10℃ぐらい。残雪が随所に見られ花はこれからと云う感じ。この山の代名詞でもある福寿草は数少く開花、群生しいる箇所が僅かありそれが我々の目を楽しませてくれました。また雪解けによる「どろんこ道」はこの山の名物とか。スリップによる怪我のない様、配慮しながらの登山でもありました。
名神高速自動車道を関ヶ原ICで下車ーR306−コグルミ谷登山口ー長命水ーカタクリ峠ー白船峠(昼食)−天狗岩ー藤原山荘ー藤原岳ー表参道・大貝戸道ー西藤原下山。
藤原岳は鈴鹿山脈の一つで、山頂からは遠く北に伊吹山、近くには最高峰御池岳、鈴北岳、静ヶ岳、竜ヶ岳が見晴らせました。
帰宅時間が遅れ(千里中央PM9時)、温泉なし、アルコールも無しは珍しい登山でも有りました。

例によって我々仲間の俳句です。

昔見し人思い出す福寿草(森川礼次郎)
福寿草避けて泥道藤原岳 (繁益幸雄)
陽光に黄色微笑む福寿草 ( 同上 )
酒の銘を思い起さす福寿草(小川道弘)
福寿草に頑気づけられ泥の道(高橋敬治)
花の山雪どけすすむ陽は高し(長戸武紀)
藤原に残雪もあり福寿草 (安東満雄)
バス車中で森川会長からS16.12.15発刊の住友山岳会・大島堅造著「近畿の山と谷」(朋文堂刊)を見せて頂く。現在は絶版、貴重な書簡であり記録しておきます。
下記よりYahoo!フォトからスライドショーがご覧頂けます。
 http://jp.y42.photos.yahoo.co.jp/bc/andou1235/slideshow?&.dir=/%b4%d8%c0%be%c9%b4%cc%be%bb%b3%a1%d6%c6%a3%b8%b6%b3%d9%a1%d7%c5%d0%bb%b3&.src=ph&.view=t安東満雄