護摩壇山伯母子山
関西百名山 登山記録21 
平成12年5月20日〔土〕ーー21日〔日〕
集合場所時間  南海難波駅 午後12時20分
参加者     森川、清水、徳永、香西、吉田、繁益

12.30発 難波駅高野山行急行乗車
久しぶりに全員集合と喜んでいたが徳永氏のご母堂の病状悪化の連絡があり急遽帰鳥、5名となる。
14.30  高野山着 ホテル野迫川専用バスに乗車 14.45発
15.50  ホテル着。海抜680米の山奥の秘境 数軒の家が清流沿いに点在する。ホテル対岸のキャンプ場が真新しく場違いの感。隣接して神社があるも祭神不明、[勝手神社]と言うらしい。開発時の魔よけか。
5月21日8.07  ホテル発。ホテルのバスで登山口大股迄送ってもらう。
8.15  大股発 小辺路街道を伯母子岳へ  急勾配の整備された山道
9.00  海抜900米 小休止 伯母子岳の山容が見える。堂々とした威容 新緑が美しく眼にしみる。
10.00  海抜1100米 小休止
10.20  
山頂着 海抜1340米
他の6人グループが先着 護摩檀山が遥か彼方に見える。展望360度 新緑の山又山。奥高野の素晴らしさを実感15キロ縦走とのことで身が引き締まる。
10.30  出発 伯母子山遊歩道 平坦で良く整備され周囲はブナの自然林がつづき眼の覚めるような新緑、ウグイスの鳴き声に送られ、山道のソコ、ココに山ツツジが可憐に咲き天上の楽園を散策する感でこの感激は大杉谷以降のものであった。
12.10  林道出合い 7.5キロで丁度半分踏破 ここからは杉の植林帯で谷の向い側は一面の伐採跡が赤茶けた地肌を表わしその隣は幼木の植林帯等、自然と人間との調和の模様が読みとれて面白い。
12.30−13.00  昼食
14.30  護摩檀山バス停着
長い林道歩き 平坦な道であったが吉田機関車が快調に飛ばす為全員のピッチが上がり余裕を持って到着。自家用車族が大勢いてにぎわいをみせて今迄の山歩きが夢のようであった。
14.45  山頂 海抜1372米  全員記念撮影
遥か彼方に伯母子山がかすんで見え雑踏の中で過ごした散策が懐かしく感じられた。
15.00  レストランでビールで乾杯
15.35  バスで高野山へ17.30  難波着   解散
帰宅して数日後、徳永氏よりご母堂ご逝去の報に接した。ご冥福をお祈りすると共に我々が遊歩道で感じた天上の楽園を花と小鳥に迎えられ遊歩しておられることと思います。ーー合掌ーー[文責 繁益]