御在所岳 海抜1210米 関西百名山 三重県菰野町
湯ノ山温泉付近から眺めた御在所岳は、東へ突出した尾根と突端が剥落して、数百メートルくらいの真っ黒な絶壁となっている。迫力満点の凄さがある。南側の谷を一の谷といい、親友は以前登攀したので、五つある登山コースの最も短時間で登頂できる登山道と云う、この一の谷新道コースを登ることとした。下山は、展望を楽しみつつ中道コースである。素晴らしい快晴の登山となり登山の醍醐味を満喫した。平成16年11月23日
宿 | 360米 | am6:25発 | 前日、お握りを依頼した。起床am5:00。 | 先ず、駐車場を確保してそこで朝飯である。 |
一ノ谷登山口 | am6:40着 | 朝食、腹ごしらえが大切、お握りやら色々と食べた。 | 案の定、この時間だが数台の車があったが我々は最高にいい場所に駐車できて喜ぶ。7時となるしドンドン車が到着する。 | |
一ノ谷登山口 | am7:30発 | 当初予定より30分早い出発。既に二名出発。 | のっけから急登である。樹林帯の中、急登は山頂まで続くとある。 | |
こに水場があり溢れている。小屋跡がある。 | 実に険しい登り道の連続、岩は当然、大きな剥きだしの木の根につかまらねば登れない。 | |||
石の庭園 | am8:25着 | 明快な指標が無かった。 | 少しも油断できない登攀である。垂直に近い場所もある。岩と根の連続で一瞬の気の緩みもできない。登り応えの有る道で面白い。尾根にでると、山頂のあの絶壁が太陽で白く輝いている。空中ケーブルのゴンドラがひっきりなしに動いている。 | |
カモシカセンター | am9:05着 | ガイドによると垂直に近い鎖場とあった。 | 単純でない登りに我々は満足感を覚えた。ザラザラ道もあり1000米程度の山では迫力がある山だと思う。郵便局があった。 | |
御在所岳 | 1210米 | am9:18着 am9:38発 |
ガイドやマップにより高度が色々あるのは困ったことだ。1212米、1210米、1209米と。統一すべきである。 | 山頂も色んなピークに御在所岳とあり紛らわしい。観光客サービスであろうが情緒は排除すべきである。展望台に行く、ここにも御在所岳の指標ある。御岳・白山が見え白銀が光っていた。 |
カモシカセンター | am9:45 |
トイレ休憩、am9:50発。 | この現地にカモシカセンターの指標がないのも困る。現地確認ができないからだ。 | |
朝陽台 | 1200米 | am9:58 | ここにも御在所岳の指標がある。紛らわしい。 | 眼下に展望岩があり巨大な岩の上で手を振っていた。行きたい気持があったが・・。眺望は素晴らしい。 |
富士見台 | am10:18 | 眺めがいい突出した岩場である。 | ここでコーヒーを沸かす、いい匂いが充満していたのであろう。通りがかりの人々が顔をほころばせていた。 | |
キレット | 910米 | am10:40 | 巨岩の固まりてである。岩場を登る。 | 小学生の集団登山で賑やか、女の子の幼稚園児も登山していた。展望がいいし少しの運動神経と注意があれば登山できるからだと親友は言う。 |
地蔵岩 | am1135 | ここで、とても展望の良い岩場を友が見つけて確保した。昼食である。pm12:15発。 | コッヘルでウドンにスライス餅、お握りとリンゴ、ゆで卵と大いに食欲を満足させた。リフトや山頂の大展望を心行くまで楽しんだ。素晴らしい晩秋の小春日和である。 | |
負ばれ石 | pm12:25 | 長方形の二つの巨大な石がおんぶされたようである。 | 二つの石の間を潜り抜ける。ここからは巨石は次第に無くなる。 | |
登山口 | pm12:50 | 再び樹林帯の間を抜ける。 | 一ノ谷登山口に僅か20米程度で下山できるのはありがたい。感謝の一日であった。 |