原尻の滝  大分県大野市緒方町大字原尻

日本の滝百選の「原尻の滝」 幅120m 高さ20m

大分・緒方町は、祖母山系からわき出た清水に潤う「水の郷」。「原尻の滝」は53万人を集めたこの地方きっての観光地。
幅120メートル、落差20メートルの豪快な景観は「
東洋のナイアガラ」の異名を持つ。町内には「井路」(水路)が張り巡らされ「緒方五千石」といわれた穀倉地帯を支えてきた。現在も農耕だけじゃなく、子どもたちのプールとして、祭りの舞台として、住民の生活と密接に結びついている。

「東洋のナイアガラ」原尻の滝。平野を流れる緒方川が、約120メートルの川幅のまま突然ストンと落下する。滝壺は地下にあるようなものだ。逆に河原から見上げると、背景には青空しか見えない。平野のど真ん中に滝がある意外性が「原尻の滝」の魅力だ。