檜塚・檜塚奥峰--海抜1402米 関西百名山 三重県・奈良県境
台高山脈の隠れた名峰とある。私たちは、千秋林道からの登山口から登山した。雨の中、木谷川の素晴らしい渓谷美を見ながらかなり高度をあげて、実に苦心と不安の連続で登山口を探り当てた。檜山の暗い道を延々と1時間以上登る、おまけに雨である。親友はアルピニストである、雨はひたすら、ただ耐えるのみ、という言葉に真実味がある。私もひたすら耐えて登る。檜山を越えると笹原は明るい一望千里の感あるが残念ながらガスと風雨が厳しい。30分程度笹原の稜線の岩山を越えると分岐点。ここから左方向に約10分で檜塚。何の変哲もない樹木もない頂上に驚く。分岐点に戻り、再び笹原の地帯を歩む。展望所があるが何も見えない。やがて平坦な場所ただが、檜塚奥峰に到着。笹原の中にブナの樹林があり迷い易いと思った。テープをトレースして行けば問題ない。