蒜山(ひるぜん)三座(さんざ)縦走  岡山県蒜山高原

蒜山三座とは、上蒜山、中蒜山そして下蒜山の連山を言う。蒜山休暇村からは三座は見えない。なぜ近くを上蒜山というのか。そして奥の蒜山を下蒜山と言うのか、どのポイントからの表現なのか知らない。多分、山の高度の順番であろうが、私は縦走して、下蒜山と言うより「奥蒜山」とした方が連峰の実相からみて適切のように思った。下蒜山へは、幾つかのピークを越えなくてはならぬ。そして長く深く奥の院の山のようであった。登山当日は予報を裏切り、上蒜山辺りから雨となり視界は無し。昨日の皆が山がせめてもの救いとなったのである。然し、私は蒜山連山の風景を想像し、とても素晴らしい山々だと実感した。再び挑戦することを親友と誓った。
平成19年11月16日 雨

ポイント 歩行タイム 休憩タイム ポイント概況 備考
宿 7:45 朝食はバイキング。 おにぎり弁当。
百合原牧場登山口 7:50 送って貰う。有難うございました。 スパツツなど着用の支度をしつつ登山口へ。
登山口 8:00 0:10 ここから樹林帯、暗い。 中々険しい登りだ。
二合目 8:34 0:34 きつい登りばかりだがここで視界やや広がる。 高原一帯の下界が見えた。ガスがかかっている。
三合目 8:47 0:13 尾根が少し平らになる。 どうも雨の来そうな雰囲気。
五合目 9:02 0:15 展望が更に良くなる。 ガスが深くなり視界がなくなる。
六合目 9:10 0:08 きつい登りの尾根。早めに合羽を着用した。 一時、中蒜山の美しい山容が見えた。いい山だ。
槍が峰 八合目 9:22 9:35 0:12 0:23 道標はないがここと確定した。ガスで期待の大山とか烏ケ山も見えない。 更に登りが続く。雨だ。急ぐ。
上蒜山  10:00 0:25 ガスの中、雨だ。覚悟だ。 靴は泥でドボドボだ。
三角点ピーク 10:10 10:25 0:15 深い藪こきで進む。親友の偉大なる智恵に再び感激と感動。有難う。 親友が、ナイロンの薄く大きなものを私の前掛けにしてくれて、藪こきの防水に多大に役立つ。凄い工夫だ。
上蒜山 1202米 10:30 0:05 一旦、草原のたわに下る。明るい草原と上蒜山が束の間見えた。 下山中の女性二人に遭遇した。中蒜山かららしい。我々は早いという。
中蒜山 1122米 11:25 11:30 0:55 0:05 視界ゼロを嘆く。直ちに進む。ここで雨用のズボンを着用した。 小屋あり。下山は急だが岩もあり濡れて慎重に下る。塩釜の三叉路で三人組に会う。
ふんぐりたわ 12:05 0:35 中からの下りに要注意らしく慎重に下る。靴のドボドボは久し振り。 想像以上に長い行程、ピークを沢山、沢山越えた。
下蒜山 1100米 13:00 13:45 1:05 0:45 ここまであのピークが下蒜山かと何度も思った程山々を越えた。雨は止みそうになく進むのみ。 下山、はかなり急なクサリ場が数箇所あった。滑るのでそれのみに注意してい下る。かなり長い。
雲居平 14:25 0:40 やっと平という穏かな低地。 下蒜山が最も難しいと思う。

犬挟(いぬばさり)(とうげ)
登山口

15:15 0:50 登山口に屋根付きの休憩場所がありとても役に立った。リュックや合羽や濡れたものの整理場所があり有難い。
ここは鳥取県と岡山県の県境、関金温泉に近いのでタクシー予約していた。三朝温泉へと向った。蒜山タクシーの番号も張り出してあり蒜山高原まで約3千円台、中蒜山2千円台とある。
総歩行タイム
7:35
休憩タイム
1:13
実歩行タイム
6:22