本住吉神社奥宮 神戸市東灘区渦ガ森 
寒天山道登山の入り口に鎮座まします。奥宮とあるので調べた。神戸市東灘区住吉宮町にあった。

ご祭神
住吉大神と神功皇后。
住吉大神とは、伊弉諾尊が筑紫の日向の小戸の橘の檍原で「みそぎ祓い」をした時に顕われた底筒男命、中筒男命、表筒男命のこと。神功皇后とは、第14代仲哀天皇の皇后で、応神天皇のお母様にあたる。
住吉大神の御出現にも明らか、けがれを除き,悪を払うお祓いの神、生命守護と航海安全の神。神功皇后はご懐妊のまま遠征、帰国の後、皇子を安産され、そのご成人まで摂政をなさた。このことから安産の神として厚い信仰。
御鎮座
日本書紀、巻九に天照大神は広田(今の西宮にある広田神社)、稚日女尊は活田(今の神戸の生田神社)、事代主尊は長田(今の神戸の長田神社)にまつり。住吉大神はその時に「大津名倉長峡」に鎮座。(西暦で201年)国学者で有名な本居宣長も、この地が住吉であると説いている。古くからも「本(もと)住吉」と呼び慣わされている。