関西百名山登山記録47 蓬莱山 海抜1174.3

平成
14921日 晴

参加者 森川、清水、繁益、安東、高橋、長戸、徳永

二ヶ月ぶりの再会であり、全員大いに喜ぶ。和気藹々の車中は退屈知らず。志賀駅945分、北方に比良山系中二番目に高い蓬莱山の雄姿が打見山と双耳のように聳える。蓬莱は東海中にあって仙人が住む不老不死の霊山とされる中国は道教の神仙思想から出たものらしい。道教に詳しい会長にお聞きするのを失念した。高低差約千メートル。陽射しは暑くなりそうだ、気温26度。意外や、殆ど杉林の中で勾配は高いが直射日光にもあたらず登山できた。格別暑い夏の名残りで少し速度を緩め休み休み行く。天狗杉という直径3米くらいの大杉で記念撮影。やがてクロトノハゲ、ここで昼食。いつも長戸さんのお握りとパン、会長のカプチーノを本当にありがたいと思う。吉野の残りソーセージが美味しかった。打見山への途中にかわいらしい竜胆が咲いていた。打見山の芝生の頂上から眼下の琵琶湖を見下ろすが視界はよくない。そこから蓬莱山へは遊園地のように親子連れで賑わっていた。黙々と歩く事20分で山頂。小休止して下山。余りに暑いので汗ぶるぶる、温泉に行くことで衆議一決。恒例により、誠の湯で実にサッパリとして元気回復。あとのビールの美味いこと、美味い事。談論風発。

本日の俳句

会長  草に寝て赤トンボ追う蓬莱山

清水  竜胆に目を輝かす秋の山

     夏ばてに喘ぎつ登る蓬莱の山
        
繁益  ゴンドラで霞む琵琶湖へダイビング

     蓬莱の胸突き八丁天狗杉

安東  蓬莱の霞に映えぬ琵琶湖かな

高橋  山帰り生きたここちの誠の湯

長戸  蓬莱山 秋いっぱいに 湖(うみ)の国

徳永  山頂で寝そべり眺む秋の雲

      お疲れ様でした。         (文責 徳永圀典)