依遅ガ尾山 海抜540米  関西百名山 京都府峰山町 

平成16年6月15日 快晴

我々は由良岳を下山後、直ちにこの山麓を目指した。遠望すると形のいい山である。由良下山が午後12時43分だ。予定より由良が早く下山できたから可能と予感した友の決断である。登山口駐車場到着、午後14時05分、大急ぎで準備する。約10分で登山口、ここから急峻であり決してやさしくはない。樹林帯の中を進む。だらだらと汗が止まらない。水分を盛んに補給しながら登る。途中の視界と展望はよくない、ただやたらと喉が渇く。「ここで、いっぷく、あと800米」というあたりに少し見晴らしのいい場所がある。八合目あたりに山椒の木が沢山生えている。帰途に採取し持ち帰り植えると親友は言う。山頂到着、午後14時55分、役の行者を祭る石室があった。祠もあったが、盗難の被害によるらしい、荒れ果てていた。三角点はこの少し先である。日本海が大きく展望できた。丹後半島の山々の見晴らしもいい。やったー、という感想である。ここは不便な場所だけに最高の気分であった。
ここから帰途には、弥栄町のあしぎぬ温泉を見つけ、この山の素晴らしい展望と素晴らしい温泉につかり疲れを癒した。私は豊岡駅で鳥取へとむかった。帰宅は午後21時40分であった。
鳴子ゆりがあった。