生駒山 --海抜642.3米

関西百名山登山記録32 生駒山海抜642米
平成13年6月10日 日曜日 晴
参加者 森川 清水 繁益 安東 長戸 高橋  徳永

昨夜のホロニガビール会で大いに盛り上がった今日である。みんな元気な参加にホットした。霊仙山は本当にままならぬ山ではある。これで流れは3回目だ。7月の伊吹山の時に決行と変更になる。生駒山と聞き、鳥取から生駒山に登山とは言えないなとヤヤ軽視した山であった。
石切駅から直ちに山麓に進む、石畳の上を黙々と。急坂であるが到る所に石仏が目立つ。やがて緑の中に進むと中々深いものがある、どおやら霊の山だと気づく。特に到る所にある六体の石仏は印象的だなと感じた。そうこうしているうちに鷲尾山興法寺に到着。

歓喜天の日本最初の根本霊場として往時は七堂伽藍を誇った1300年の法灯を今に伝えるという寺であると知る。無知とは悲しいものである。それだけに環境は誠に深遠にして結構なものだ。西国観音霊場第33番としての礼拝堂でワイワイがやがやとアンパン休憩していた。一応我々も礼拝したのだか、森川会長のシッと言う合図に真剣な礼拝をしている老人に気づく。本当にまだまだ未熟な自分が恥ずかしかった。この霊場の近くの水場で喉を潤す。生駒山の駐車場から更に森の中を進む。やがて山頂に近い頃、右方向の森の中からホトトギスの鳴き声を聞く。ガイドを調べると生駒山の慈光寺の森は河内でも有名なホトトギスの名所らしい。ウグイスの声は絶え間なし。

山頂は遊園地で、ここで皆が三角点にお手つきした。恒例のカプチーノコーヒーを頂く。午後1時下山開始、時々高速道路に遭遇しつつ暗峠を目指す。棚田が印象的であった。
俳句即席吟行会

   特選  みどり濃き 暗峠や風涼し     森川礼次郎氏

   秀逸  今日の空 生駒登山は梅雨しらず  安東満雄氏

   駄作  ホトトギス鳴きて生駒に夏は来ぬ  徳永圀典氏 

中臣氏の神社である平岡神社に全員参拝して私は鳥取へ。この後、各位は多分ビールで本日満61歳の誕生日を迎えられた長戸氏へ乾杯をされた事と思う。おめでとうござます。今後とも宜しく願います。感謝 感謝       (文責 徳永圀典 )