関西百名山64 倶留尊山 1038m
平成15年11月9日曇後雨
参加者 森川・清水・繁益・安東・高橋・長戸

今年も早いもので立冬も過ぎ、今日は衆議員選挙当日で有りましたが前日に不在者投票を済ませ、今回は日本山岳会「日本300名山」・関西百名山の一つ、室生火山群の名峰・「倶留尊山標高1038m」に登山して来ました。

当初はお隣の「古光山標高953m」も尾根伝いであり併せて登山を予定しておりましたが、午後から小雨模様と成り急遽変更しこちらだけにしたものです。

倶留尊山は奈良県曽爾村と三重県美杉村の県境にあり、その裾野に曽爾高原が広がりこゝのススキと紅葉も期待しておりました。登山コースは5コースほどある様ですが、我々は太良路からのコースを選びました。
近鉄・大阪線で名張駅下車ー三重バス・太良路下車(歩き始める)ー国立曽爾少年自然の家ー亀山峠ー二本ボソー倶留尊山頂上ー亀山峠を経由下山ー太良路(バス)−名張駅。
太良路より登山往復時間は4時間40分。倶留尊山は登山と云うよりハイキングコースに適しているのかもしれない。途中で子供連れの家族に何組にも会った。
山頂に近い「二本ボソ」からは私有地とかで入山料500円を取られ(珍しい)、そこからは急登りが続き固定ロープも準備されていた。頂上には椅子の準備も。しかし、生憎の小雨が続き天気が悪く折角の展望は殆ど出来なくて誠に残念でありました。
本来であれば二本ボソ当りからは、近畿の屈指の景勝地として曽爾高原の素晴らしい景観やら壮観な兜岳、鎧岳などの大パロラマが。又三峰山、学能堂山、大洞山、尼ヶ岳、遠くに局ヶ岳が見られる筈で有りました。
素晴らしい処だけに、又の機会に出掛けたいものです。近鉄・名張駅までの帰りのバスは、1時間に1本であり下山者が押しかけスシ詰状態。 時代でしょうか、外人の姿も散見されました。(文責 安東満雄氏)