関西百名山 登山記録 56 三岳
平成15年10月28日 
参加者 森川、清水、繁益、安東、高橋、長戸

暦の上では早「霜降」も過ぎました。昨晩は日本シリーズでダイエーホークスが阪神を通算4勝3敗で破り、ダイエーの優勝が確定致しました。我々の登山仲間には阪神球団を応援する者が多く、私もその1人で、今回の通しての試合運びを思い出すと誠に寝付きが悪かった事。HHCを利用した道中のバスの中でもその話で持ち切り。登山口の「火打岩」まではアット云う間に到着しました。
今日の関西百名山は「三岳・標高793m」とその隣りの小金ヶ岳・標高712mで有りました。
同山は兵庫県中央部・丹波篠山の北部に位置し、この山は分水嶺にも成っており、南面の雨水は加古川を経て瀬戸内海へ、北面の雨水は由良川に注ぎ日本海な流れ込んでいる様です。注して高い山でも有りませんが、鎌倉から室町時代にかけて丹波修験道の地で有ったとかで、山頂の近くでは鎖、縄の助けを貰っての登山とも相成りました。私等は一部では谷底を見ない様にし、4本足での登山も随所に有りました。
舞鶴自動車道・丹南篠山IC下車ー火打岩登山口ー鳥居堂跡ー大岳寺跡ー三岳山頂(昼食)−大タワー小金ヶ岳ー大タワ駐車場ーささやま荘(入浴)AM9:50登山口からPM2:40の下山までは、昼食を入れて4時間40分の所要時間。道中は古い山道だけにあちらこちらに、古寺跡、蔵王堂跡が散見されました。又、山頂の近くは起伏の激しい岩場で、露岩がボコボコ。別名「多紀アルプス」と呼ばれているとか。眺望は小金ヶ岳の方が良く、360°の大パノラマ。
南は深山高原、弥十郎ガ岳。西は虚山蔵山から松尾山、白髪山。北側・八ガ尾山、雨石山、櫃ガ岳。更に東多紀アルプスが一直線に見えて素晴らしく、特に北側は山々が幾重にも重なって見えました。
下山後は丹波篠山の町並を見渡せる絶景の地、王地山の公園内にある「ささやま荘」にて温泉入浴。この後のビールは何時もの事ながら上手い事、最高で有りました。
(文責 安東満雄)