関西百名山 登山記録 53 段ヶ峰

平成15年4月27日 日 快晴
参加者 森川、清水、繁益、安東、長戸

竹の子梅雨、菜種梅雨と言われる春先の不安定なお天気が続く中、今日は素晴らしく「晴れ」。予定通り兵庫県のど真中に位置する関西百名山「段ヶ峰標高1103m」に登山して来ました。足回りが悪い事から、例に遣ってHHCを利用しました。

日曜日のせいか男性が多く、22名のツアー登山でした。
「段ヶ峰」は「たるがみね」と呼ぶ。播州高原の中では北部に位置し、生野高原の主峰である。日本海と瀬戸内海を分ける分水嶺にあたる。山形は平坦でなだらか、しかし「段ヶ峰」までには連峰「達磨ガ峰」「フトウガ峰」を尾根伝いにクリアーしなければ成らない。従って距離的に結構な時間がかかり、登山から下山までに約6時間を要した。
中国縦貫道を福崎ICから播但道に乗り換え、生野ICで下車。
登山口ー達磨ガ峰913m―植林帯ーフトウガ峰1082m(昼食)ー合流点ー段ヶ峰(頂上)ー同じ山道を下山。
山頂近くのフトウガ峰では、遠くに兵庫県の最高峰・氷ノ山(1509m)がまだ雪を被っているのが見えた。頂上からの眺めは360度の大パノラマで申し分なし。
途中は山躑躅が見事で、あちらこちらに咲き誇っていた。また、すみれの花が芽生え散見された。群生のアセビはこれからの様である。
その他、ダイセンミツバツツジ、リョウブ、サラサドウダン、ビニドウダンがこれから咲くとかであるが、矢張り山上はまだ花は早い感じである。一面の熊笹は見事。
途中に見える、生野カントリークラブのゴルフ場が印象的であった。
下山後は近くに温泉がなく、バス内でサービスのワインを頂いたり、ビールを飲んだが温泉の無いのは矢張り物足らない。 PM6:30千里中央にて解散。

月山会のメンバー俳句・短歌

森川   鶯の未(いま)だ麓(ふもと)に段ヶ峰
清水   すみれ咲く生野高原風さやか
繁益   陽光に吹く風暑し段ヶ峰ススキの原にさえぎるものなし
      下りみて厳しき登りよみがえる段ヶ峰に老人集う 
長戸   段ヶ峰光あふれて夏近し
安東   すみれ道双山越えて段ヶ峰

(私こと安東は会社退職後「関西百名山」37山、登山した事に成ります。来月は滋賀県・横山岳を予定)                 (本文・文責 安東満雄)
         
 (ホームページ編集責任  徳永圀典)