片岡先生敬慕の詩
今猶、老師(ろうし)を敬慕(けいぼ)し道(どう)縁(えん)あい集(つど)う鳥取木鶏会
今秋にて早や二十年余を喃々(なんなん)とす。
老師に導かれし活学を求め、師の含蓄(がんちく)を覚り
その勝(しょう)縁(えん)、道縁に篤きものありて
老師の供恩(こうおん)を懐(おも)うこと深し。
現今日本、末世(まっせ)の風潮を慨嘆(がいたん)するも
我ら青年の気概充満、
ここに一燈(いっとう)を再び点火(てんか)せんか照(しょう)隅(ぐう)の行(ぎょう)、
草莽(そうもう)の同志 猶(ゆう)興(こう)の心は固(かた)し。
平成20年12月5日
徳永圀典作