鴻池大臣の発言に関して

1.鴻池大臣の発言は多くの国民の思いを表現したものであろう。子供の親が全然現れない、未成年で罪が軽減されるのは親権者の存在があるからだ。故に親権者の親が何らかの社会的責任を認めなくてはならないし、何らかの発言をするのが義務であろう。

2.我々はテレビや新聞を見てこの様に思った。我々は本音でこの問題を論じたいが大臣が本音を言ったから問題にするというのは、もういい加減にやめなくては、実態に即した現実的対策が講じられまい。言葉の揚げ足取りはすべきではない。ただ、大臣は言う必要のないことまで言ってしまったが指摘は本質を突いており問題はない。マスメディアの指摘する問題はポイントを突いていない。

3.問題の解決には、実態の直視と問題の本質から外れてはならない。今回の事件は家庭に大きな問題がある。子供に対する責任の比重は数字では難しいが学校と家庭では圧倒的に家庭のほうの比重が高い。その上に我々一般社会にも問題があるのだ。
特にマスメディアの無責任な報道が子供達に悪影響を与え、情操を悪化しているの指摘したい。

マスメディアは学校と行政サイドばかり報道しているのは真の問題から外れている。

4.この際、徹底的に本音の議論をすべきであり大臣を非難するとか、辞任するとかという愚をして問題の本質から外れてはならないと思う。大臣と雖も本音で発言をする筋道を排除して情緒的な方向に進まない事を祈る。