これが日本人だ

ノーベル賞を受賞された田中耕一さん、このお方を見て、お若いのに昔の典型的な日本人を見る思いがした。頭の下がるお方だなあ。

会話の中で、

1. 職人気質---地位より仕事に打ちこみたい。

2.廉直・無欲---お金に困っているわけでもないし-云々

(年収800万円ですよ、決して多くない。無欲で恬淡としている。)

3. 素朴・清潔---ワイシャツでもクチャクチャで飾り気がない。

(奥さんの心映えが忍ばれる)

4.素直・正直----新幹線のノゾミに乗ってみたかった。

5.謙虚ー役員待遇にするとの社長の申し出でに対し荷が重すぎると言う。


6.地方--日本は地方出身から人材が出る。捨てたものではない日本だ。

職人気質で一隅を照らし続けていたお方ですな。金銭の報酬に無頓着、このようなお方がいるからこそ、日本国は素晴らしい。

一隅を照らすものを国の宝という。

金銭亡者の最近の日本人は猛反省を要す。

アメリカの真似をしないで、2000年の文化国家の自信を持ち日本人らしい、21世紀に相応しい経済モデルの確立が急務。