これぞ、日本の賢婦人

中山恭子氏のことである。拉致問題で突如として内閣官房参与として出てこられた時、えらいお婆ちゃんだな、お飾りであろうかと思ったものだ。第一、喋り方が大変慎ましく、大層謙虚で、拉致被害者のいたわり役程度かなと思ったものだ。処が、ドッコイ、戦前の日本婦人の典型的な良妻賢母の鏡のようなお方ではないか。控えめで、慎ましく態度も立派で、このお方にはが備わっていると痛感した。自然に頭が下がる思いがする。それだけではない、胆識があるのだ。

中山氏が「北朝鮮に帰すべきでない。本人や家族の意向に関係なく、日本国家として帰さない」と言ったことで決まったという。私は、拉致被害者の原状回復が、主権国家として当然と考えていたが中山氏のこの剛直な断固とした判断は、ブレが無く実に正しい。

他の外交案件もこのように国家主権と国益重視でやればいい
のだ。この中山氏と比較すると、川口外務大臣などは、何をしているのか。当初はあの馬鹿女の田中真紀子と比べて川口氏は良いと思っていたけど、その後全く表に出ないし、音無しの構えで川口外交がない。裏金問題も、ウヤムヤで、ひ弱すぎる。お嬢様雰囲気の可愛さのある人でマスメディアは悪く言わない、確かに悪口は言えない人だ。然し、国家としては困るのだ。人間力で交渉能力を発揮しなくては。感じがいいだけでは困るのだ。現在の処、川口には何も功績が無い。

中山氏と外務大臣を交代して貰いたい。慎ましく、謙譲で、芯がシッカリしているのが日本の典型的な賢母なのだ。胆力のある日本のお母さんなのだ。ご婦人の中でも、勿論男性にも隠れた立派な人材はいる。金権主義者や、ウンザリする老齢議員は引退せよ。

中山氏に比較すると河野洋平、羽田とか男ドモが貧弱で、ひ弱で、軟弱で、度胸がなくて、中国とか韓国に筋違いの事で押し切られてしまった過去の外交が悔しい。

このような胆識のある中山氏に外務大臣になって貰いたい。女性にいい人材がありそうだ。