古座一枚岩和歌山県東牟婁郡古座川町相瀬
これは寡聞にして知らなかった。南紀は串本に近い、古座川の中流にある。幅500メートル高さ100メートルの一枚岩は見事である。古座一枚岩と言う。司馬遼太郎さんも「街道をゆく」の著作の為に熊野・古座街道を訪れている。桜の季節がいいのかもしれない。

高さ100m、幅500mにわたり一枚の岩で形成されている、古座川峡のなかでもひときわ威容を誇る巨大な岩山。凝灰質の石英祖面岩が風食されてできたもので、国の天然記念物に指定されている。周辺は町立の一枚岩自然公園として整備されており、桜、せっこく、紀伊じょうろうほととぎすの花が咲き乱れるなど、四季折々に変化のある景観を楽しむことができる。遊歩道やオートキャンプ場もあり、夏はキャンプでにぎわう
古座川の流れに沿って屏風のようにそそり立つ、高さ100m、幅500mの一枚の巨岩。国指定の天然記念物。一枚岩に沿って流れる古座川の清流。
古座川は大塔山系に源を発し、古座川町、古座町を流れ、熊野灘に注ぎこむ、延長60余kmの日本屈指の清流。古座川流域には奇岩奇峰が多く、一枚岩の他、虫喰岩牡丹岩飯盛岩天柱岩など、自然の造型の不思議に驚かされる奇勝に巡り会うことができる。