世界遺産  熊野古道 2. 継桜王子から熊野本宮まで
我々は、近露に泊し、再び継桜王子まで送迎して貰った。6時に一斉に朝食した。出発はam6時45分、継桜王子到着はam6:53と至近である。

平成17年 1 月10日 月曜日 快晴

宿 am6:45発 宿の車 朝食はam6時、宿泊者全員一斉。 お握り弁当して貰う。
継桜王子 am6:55発 人影なし。 我々だけの早朝出発、快晴で気分良好。 野中の一本杉に見送られつつ元気よく再スタート。
中ノ河王子 am7:10 0.9キロ 0:15分 途中に阿倍清明の座った石あり。
am7:15発
半作嶺の少女の寝姿山が遠望できる。
小広王子 am7:43 2.0キロ 0:28 途中に小広峠も海抜535米越える。 森閑とした冷気の中の歩行、遠方の山に雪模様あり。
熊瀬川王子 am8:05 ここから、わらじ峠、海抜592米の至る。 ここから下りが女坂である。休憩中ら若い単独行の女性が追い越した、野中に泊まったという。
女坂へは杉の林の中を下る、470米まで下った。標高差122米である。 次に男坂だが、急に登りで岩神峠655米まで登る。標高差185米である。女坂と男坂の出会いの谷が元仲人茶屋跡。
岩神王子 am9:15 4.0キロ 1:32 am9:27出発。 喘ぎつつ登る。 矢張り、男坂はきつく、ここが最大の難所という。
おぎん地蔵 am9:57 下りの途中に「おぎん地蔵」に野の花一輪を捧げた。 京都から恋人を訪ねてきた挙句に盗賊に殺されたという。
蛇形地蔵 am10:15 水場もあり、信仰の対象らしく幟が沢山あった。 ここで10分休憩。
湯川王子 am10:30 2.2キロ 1:03 湯川一族の集落が近くにある。 ここは上皇も宿泊されたという場所、比較的大きい王子。
三越峠 am10:58 休憩10分。 海抜550米と、再び登りである。 昨年、果無山脈の冷水山から十津川への道は、ここを通過したと友は言う。記憶の確かな人だと感心する。
船玉神社 am11:58 ここは海抜230米の地。
猪鼻王子 pm12:08 3.8キロ 1:38 出発pm12:15. 昼食は、宿の主人の助言で発心門王子を過ぎてからとした。
発心門王子 pm12:30 0.8キロ 0:15 海抜314米 ここは格別の場所という。鳥居を潜る時は両手を合わせ、拝礼と入らせて貰いますと言う。 供えるという心が大事だとの助言を実行する。
休憩小屋 pm12:40 出発pm13:20 発心門から徒歩数分、小屋がある。 ここで昼食した。風が寒い。
水呑王子 pm13:40 1.8キロ 1:10 水場がある。 民家に近い。
伏拝王子 pm14:15 1.9キロ 0:35 和泉式部の墓あり。 展望のいい場所。
祓戸王子 pm15:25 3.0キロ 1:10 最後の王子、清め祓いの心で拝礼。 杉とイチイ樫の古大木ある。
熊野本宮
大社
pm15:30 遂に到着、感激と感動。参拝し深く深く拝礼し祈願する。 今日までという、甘酒を巫女から頂いた、その美味しいこと。
総計 20.8キロ タイム8時間25分
実歩行7時間16分
中辺路
ルート
総合計 38.5キロ 所要時間
14時間25分
実歩行12時間13分