世界遺産  熊野古道 1 滝尻から継桜王子まで      
我々は、中辺路ルートの完全歩行を計画して前日は滝尻近くの民宿に泊まった。当日時間があり近くの清姫の遺跡に立ち寄る。この滝尻からは熊野の霊域とされる。

平成17年1月8日土曜日 晴

鳥取 am7:17発 特急 新大阪着am9:45 特急くろしお9号
紀伊田辺 pm12:09着 竜神バスpm12:20発 清姫バス停着pm12:50
清姫墓 pm13:50発 中辺路町役場前pm14:01着 河原で遊ぶ。
平成17年1月9日 日曜日 快晴
am6:30宿発 未明 薄暗い、滝尻王子前下車am6:37 滝尻王子に道中の無事安全の祈願と祈念。
滝尻王子 am6:45発 薄食い山道の急坂。 胎内くぐり、乳岩。
ネズ王子 am7:05着 0.4キロ 0:20 ここから剣ノ山ー海抜329米に向う。 樹林地帯を進む、陽があがり明るくなる。
高原熊野神社 am8:25着 3.3キロ 1:20 皇太子参拝の石碑。am8:40発 高原地区氏神、古道で最古の神社。クスノキの大木あり。
大門王子 am9:25着 1.9キロ 1:00 海抜568米、発am9:35。お茶する。 広い敷地にやや薄くなった朱色の玉垣が祠を囲んでいる。
十丈王子 am10:00 1.5キロ 0:35 海抜596米、ここは十丈峠にある。
発am10:05
ここを過ぎるとやがて小判地蔵が道の脇にあるが小さいので見落とし易い。ずーと樹林帯である。風がヒューヒューと厳しく寒い。
大坂本王子 am11:30 4.3キロ 1:25 途中に悪四郎山、海抜782米が見える。 大坂とは逢坂峠ー海抜396米からの由来である。対向者に一人会う。暗い樹林帯と谷を抜けて行くと国道311号線沿いとなり道の駅に出た。
道の駅 am11:50 ここでコッヘルで湯を沸かして昼食。出発pm12:20。 雪が舞っている、寒い。
牛馬童子 pm12:37 思ったより小さい、小さい像である。
出発pm12:40。
印塔がある。
近露王子 pm12:55 2.9キロ 0:05 眼下の近露の町を見下ろしつつ下る。
出発pm13:10。
川沿いの王子は、小さいこんもりした森の中に佇んでいる。今夜の宿を見ながら比曾原へと向う、特定の色の車道を約20分ほど進み山道に入る。
比曾原王子 pm13:47 2.4キロ 0:42 野長瀬の墓は立ち寄らなかった。
継桜王子 pm14:20 1キロ 0:33 縄文杉のような巨大に杉の林立する神社。 魂消た大木の杉である。この下に「野中の清水」が湧いている。
日本百名選の水であり、流石に、柔らかで美味しい。
宿 pm15:10 迎えの車で行く。ひすいの湯温泉がいい。 ここの金柑ジュースがうまい。
歩行実績 17.7キロ 6:00
実歩行
4時間57分
ガイドのタイムより1時間早い歩行。 野中がこの古道の半分であり、我々は翌日を勘案して継桜まで初日に歩行した。