世界遺産  熊野古道 5. 大雲取越えー那智から小口橋まで

愈々、最終コースの大雲取越えである。緊張の日を迎えた。
平成17年2月12日 快晴

大滝と五重塔

起床
am6:00 宿から那智大滝を拝む。 快晴なるも竹薮が風でしなっている。 食事はam7:30から.。
出発 am8:00 石段を登る。 五重塔と那智大滝に朝日がさして美しい。 さすが世界遺産の美である。
多富気王子神社 am8:10 神社の鳥居の右前。 見落としやすい。 団体の参拝客多数。
那智熊野神社 am8:15 朝日に映える朱色の建物。 今日の大雲取越えの安全を祈願。 心持緊張する。楠の大樹等撮影。
青岸渡寺 am8:30 西国第一番の札所。 何度お参りしても神妙になる。
古道入口 am8:35 大雲取越えの始まり。 大門坂とそっくりの堂々たる巨杉と石畳。 重厚なる古道が延々と続く、厳粛にして敬虔なる心地。
那智高原 am8:57 一転明るい風景。 二の滝・三の滝へとの道標あり。 我々は右にある古道を進む。妙法山へは左。
高原休憩所 am9:05 5分休む。 昭和天皇が植樹祭で行幸された石碑。
登立茶屋跡 am9:45 登りの連続、 登りと平坦な道とが交互にある。
舟見茶屋跡 am10:20 展望がよく熊野灘一望。 那智勝浦の島々が美しい。 那智大滝近くの登山者が数名。
色川辻 am10:56 林道と交差、右の方に下る。 ここまでに亡者の出会いを期待したが残念ながら、そのような雰囲気は無い。 多分、冬と快晴の乾燥が原因ではないか。
林道と交差した所で、雨の無い時は、左の山裾の道へ。 右に林道の舗装道路を見ながら歩行。 最後は、右にあるやや大きな谷を渡渉すれば地蔵峠。
地蔵茶屋跡 正午 ここに休憩所、トイレあり。 広い場所、地蔵様が祀られている。 ここで昼食。出発pm12:30。
石倉峠 pm12:50 石畳を登ると峠。 ここから下りの石畳。 林道に出会う。
越前峠 pm13:20 命名の意味が不明。 ここから実に長い下りが始る。胴切坂。 高低差580米という、杉林の中の長ーーい下りには嫌気。
楠の久保旅籠跡 pm14:30 楠の木未発見。 大きな石が跡の上にあった。 近くに旅籠跡らしき石組み散見。
笑座石
-わろうざ石
pm15:12 楕円形の広い巨石。 熊野三山の神様がお座りとなり懇談されたという。 ここまでにも円い笑ったような石が多く苔を被っていた。
大雲取登山口 pm15:30 道路脇の石段に出る.。 南方商店で電話をして車で迎えを依頼。 ここから迎えの車で約20分で今夜の宿へ。明日は小和瀬の渡しからの出発
小口の大雲取登山口