雲取山--海抜911.1米

関西百名山登山記録 22雲取山京都北山海抜911米
平成12年7月9日 日曜日 快晴
参加者 森川 繁益 宮田 安東 長戸 吉田 徳永
集合場所 京阪淀屋橋駅集合時間 午前7時20分

昨日迄の台風の余波はすっかり去って本日は快晴となる。しかも新人3名が加わり新しい時代の予感がする。特急電車が7時22分と分かる。香西氏の到着を懸念したが吉田氏は香西氏は欠席と云う。少し事態の把握に混乱がある。安東氏は自ら礼儀正しく挨拶されて時間に間に合うと安堵する。後、2分しか無い、急ぎプラットホームに行くと電車が閉まりかけている。強引に開いてみんなを待つ。ヤレヤレと座って一安心すると安東氏が見えない。致し方無く現地で待つ事とする。特急電車発 7時22分 新幹線の二階建並みの良い車両に驚く。
京阪 出町柳着 8時11分 バスは8時30分だ。ギリギリの8時28分に安東氏がにこやかに現われる。みんなで拍手で歓迎する。良かった、安東氏のインプレッシィヴなデビューである。会長から新人の簡単な紹介あり。
洛北は久方ぶりで鴨川周辺と山々の調和に千年の都の歴史を思う。この辺りは歴史に登場する地名が随所にあり感慨深い。京都産業大学が充実しているのに驚く。やがて貴船神社の赤鳥居が目を引く。道路は狭く北山杉の美林が登場、流石に手入れがいい。
AM9.47 花背高原前に到着 海抜570米 気温26度 花背峠は海抜750米あった。小川の水がキレイとみんなが声をあげた。
AM10.26寺山峠 海抜800米 気温22度 涼しい。途中は京都の奥らしく道が良くない。昨夜の雨のせいか歩き難い。宮田氏が 歩き難くそうだ。この辺りの雰囲気は山陰の山々にそっくりである。宮田氏がスリップ。途中はブッシュが多く笹をかきわけ、かきわけ進む。
AM11.08 雲取峠 海抜860米 気温23度 笹が多くて笹漕ぎして歩む。途中、宮田氏に会長が下り専用の新兵器を貸与された 、新兵器の名前はオリラーク、ワッハッハッ。忘れない。
AM11.30 雲取山山頂 海抜911.1米 気温27度 昼食と、会長のコーヒーを頂く。何時もスミマセン。
PM12.05 ここからの下りは確かに険しいし良くない悪路であった。互いに声を掛け合って注意し乍ら下る。
PM12.27分 立命ワンゲル小屋 海抜760米 気温24度 ここから多少道らしい道らしい。水場あり。各自態勢整備する。然し沢渡りも中々のものであった。
PM13.20 芹生の里 久方ぶりだが開発されて往年の秘境の面影なし。魅力激減。ここから、舗装道路だが延々と長い道程であった。宮田氏がコブラガエリで足の筋肉が痙攣して痛そうであり気の毒であった。
PM14.00 貴船神社 奥の院 海抜350米 気温25度 ここで小休止  若い男女が多い所である。ここから貴船に出る迄の貴  船川添いに所謂川床の上の座敷がある。私の感想では風流を越えており余韻の無い喧騒そのものの雰囲気である。
PM15.40 叡山電鉄貴船駅着 海抜240米 気温26度
PM15.52 出発 出町柳着 PM16.20 海抜70米気温29度 再び喧騒の町に戻る。四条にて下車し会長ご自慢の京極のビヤホールで特別ビール1473で乾杯、各自、大いに気炎を上げた。愉快な楽しい会であった。森川会長、ありがとうございました。そして、宮田さん、お疲れ様。長戸さん、ベテラン大歓迎、来月の大峰山完全踏破に会長の警護を願います。安東さん、メールフレンドになりましょう。最後に、繁益さん、吉田さん、今後とも宜しく。
日本の山々は大変美しいと繁益さんの沁々とした感想は外国生活が長い人だけに重みがある。先月は例年恒例の大学時代の同窓生とのカナデイアンロツキー見学であったらしいがその後の日本の山々に対する実感である。我々は大変ラッキーであると自信を持ち登山に精励しましよう。私の鳥取宅帰宅は午後10時10分でした。