町村外務大臣

このお方の発言に大変満足している。普通の国なら当然であるが、前任の川口以前の歴代外務大臣が軟弱であったから、当然のことではあるが、ホットしている。就任以来の発言をまとめてみる。

@靖国国神社にまつられているいわゆるA級戦犯を分祀(ぶんし)するとの考えについて「靖国神社が自発的にそういうことをするならともかく、政治権力者が『分祀しなさい』というのは信教の自由に対する権力、政治の介入になる」。

A小泉総理の靖国参拝を支持するとした上で、「日本では現世でどんなことをしたとしても死ねば差を付けないが、中国では悪人で死んだ人はあの世に行っても悪人だ。違う死生観をお互いに理解することが必要だ」。

B対中国ODAの今後のあり方について、「傾向としては(縮小を)反転して増やしていくということではない。中国といつどのようにして卒業するかを具体的に話したわけではないが、傾向はそう変わらない」と語り、今後も拠出額を縮小させていく。との考えを述べた。

何れも、大多数の国民が支持していることであるが、これ程明快に責任者が発言したのは最高に喜ばしい。
安倍自民党副幹事長も靖国問題に関しても同様の意見を発言している。漸く、当たり前の事を政府の外交当事者が明白に述べた。これは当然の日本人の意識である、国民も大いに外務大臣を支援したいかなければならない。

平成16年10月4日 徳永圀典