負けて勝った大東亜戦争 有名な軍事学者、プロイセンのクラウゼ・ ヴイッツの戦争論は 「戦争に勝ったかどうかは、その目的を果たしたか どうかで決まる」という。 これを引用した英国の学者は「大東亜戦争に 勝ったのは日本、負けたのは英国」 と判定している。 七つの海を制覇した英国は全てを喪失しヨーロッパ西端の一島国の昔にかえされた。 フランスもオランダ、ポルトガル、スペインも植民地を 追放されて500年前のヨーロッパの自国領土に押し戻されたのである。 アメリカの失敗 では、大東亜戦争の一方の主役アメリカ、 アメリカは日本との戦闘には勝ったが、その目的を果たしたのか、 それは「否」である。アメリカは当初ライバル日本を潰して アジア大陸の覇権を独占したいとの目的は完全に失敗した。 日本を潰したお陰で、シナ大陸は全て共産主義の支配下となった。 アメリカはソ連のスターリンの敵同士戦わせる孫子の兵法の ワナに完全に嵌められた事に気付き長い米ソ冷戦と いう重荷を背負うこととなったではないか。