明治人に見る リーダー像 1

リーダーたる者は、国家であれ地方公共団体であれ、

会社であれ、また大学から小中学校の教員も含めて、

幾つかの条件を備えていなくてはならぬ。

一つは、使命感、明快なる問題意識、目的、青写真、

ビジョンである。

第二は、トータルに物を見るバランス感覚、木を見て

森を見ざることにならぬこと。

第三は、リアリズム、したたかな現状・現実認識である。

単なる知識とか、マニュアル依存でなく、歴史と倫理に

裏打ちされた素養であろうか。

モデルは武士道精神

日本には、サムライ精神が伝来のものである。

それは「君子たるものの精神」ともいえる。

まだ地下水のように細々と流れている。その伏流水を

汲み上げて日本人の再生を図らねばならぬ。

明治維新の颯爽たる精神からの学び直す必要

がある。

これらは時既に遅きだがやらねば日本人の再興は

出来ない!