皆子山  -海抜971.5米

関西百名山bQ6 
平成12年11月25日 晴
参加者 森川 清水 繁益 長門 徳永 集合場所 阪急梅田駅時間 午前7時半

午前7時44分 梅田発 特急京都行 今回は参加者が少ない、現役の方々は多忙なのだ。
8時25分 烏丸着 京都市営地下鉄へ徒歩
8時33分 地下鉄発 8時40分 北大路着  長門さんと合流 バスへ乗り換え
9時03分 バス発車  ここの海抜は90米 気温25度  洛北の晩秋の風景をバスの窓から観賞す。流石に京都は王城の府である。千年の歴史が都市の至る所に見られる、それは樹木や山川にも見られて田舎と違うのだ。銀杏、もみじの紅葉が鮮やかだ。鳥取城の久松公園の紅葉も素晴らしいが鳥取の紅葉のほうが早いようである。比叡山の紅葉も今が盛りだ。
清水さんがニギハヤヒの文庫本を最近読まれて古代史へご興味を抱かれたのは嬉しいことであった。車内の気温は27度外気は11度らしい。洛北の名刹、古知谷阿弥陀寺門前の赤いもみじが印象的。
9時50分 小出石着 海抜310米  タクシー二台分乗 途中という地名を過ぎるが近辺の各屋敷に必ずもみじとか銀杏の大木が見られる。それがみな紅葉して美しい。鯖街道を通っているらしく朽木を経て日本海側の小浜に抜ける。
10時3分 平に着く 海抜500米 安曇川上流の清流である。見上げれば紅葉した皆子山が前方に見える。姿のいい京都北山最高 峰だ。寒い風が吹き下ろしてきた。せせらぎともみじと杉林の中を進む。
10時35分 寺谷出会 海抜530米 渓谷美がのっけから観賞できる。丸太橋を渡る。
   45分 海抜580米 気温16度 小滝あり、七つ釜滝のようだ 眼下約10米に渓谷あり。せせらぎに聞き入る晩秋の登山道と呟く。660米あたりで小休憩 水がきれいで掬って飲む、会長と清水さんは水筒の水と交換。中々の登り道である。決して油断出来ぬ急傾斜の道を進む。余り人の通らぬ道のようだ。沢登りを避け左に一旦迂回するが険しい、7合目近くで再び右に迂回して稜線に出た。稜線は大笹の薮こきであった。
午後12時15分 皆子山 山頂 海抜972米 16度 ここで宇治の病院のあるこう会のリーダが会長始め良い顔をしていられると言 い良い気分にさせた。特に会長の年令を聞いて感心していた。それ程若く見える我らの会長である。我々も山を歩き老化防止をと改めて思う。
12時45分 帰途は皆子谷を下るが大変急な足場の下りであった。再び笹分けしつつだ。やがて谷の流れに沿った道となるが変化に富むものである。振返れば皆子山、近隣の山々の全山紅葉の素晴らしい眺望が続く。ワンダフル、ビューティフルでアバンダントでリツチな全山紅葉の晩秋であった。有難う、21世紀最後の紅葉君よ。
14時10分 京都北山修道院 海抜560米 気温14度 ここで次の三谷峠への道探しに若干苦心した。入口は見分けにくい。三谷峠への道は上りであり何か、引退してから再び老齢に拘らず再就職を余儀なくさせられている感じであった。ここはかなり急いだ。杉林を通り抜けると三谷峠だ。午後14時45分、海抜690米、気温15度。後は一本道で国道に出た。 会長の即興の一句を漏れ聞いた。さすが巧いものだ。
          
とげとげし手ぬぐいとられて三谷越え
15時40分 道路に出た、海抜310米 気温14度 同45分 古知谷村 海抜290米
15時48分 バス停着 一人の登山客がバス待ちしていた。バスが遅れていると。見ればバス時刻は15時46分であった。ものの3分したらバスが到着した。急いで歩いた甲斐があったと言うもの。有り難いと、ここでもアリガタホルモンを出しておく。途中の大原三千院前のバス乗り場の乗客とか観光バスは凄いものであった。晩秋の紅葉を求める人達に圧倒された。芝漬けの里の大欅、八瀬遊園のもみじとか銀杏の大紅葉は去り行く京の秋の夕焼けを引立てていた。北大路に午後16時50分着、長門さんと別れる。烏丸で乗り換えし十三で清水さんと別れた。梅田で会長と繁益さんと徳永は餃子を食べビールで乾杯した。矢張り月山会はビールで終わりたいと痛感した。
皆さん、お疲れ様でありました。会長のカプチーノコーヒー、繁益さんの写真、長門さんのパンと会計有難うございました。又、宜しくお願い申し上げます。