弥仙山--海抜664米 関西百名山 京都府綾部市

古来より丹波富士と言われ丹波国の霊山として知られる。山の姿は三角形である。水分神社を少し登ると滝がある。大本教開祖の修行滝と言う。於成神社を経て石段、やや急坂を登り稜線に至る。山頂の金峰神社の祭神は木花咲耶媛命である。
以前この山に登山した事のある友曰く、「綾部市史のガイドによると、奈良時代には東方の君尾山を起点として弥仙山まで修験道場が展開されていた。最近になり地元では、霊地・弥仙山周辺を整備して、民話から「
改心の道」と名付けハイキングコースを設定した」と。
山頂の神社前で昼食用のウドンを準備中、気温が急激に低下し雪が降りだした、ボタン雪である。手先がとても冷たい、暖かいウドンとお餅とコーヒーで温まる。
コッヘル用のガスタンクに気温の急低下で霜が付いたのには驚く。火炎の勢いが急に弱くなった、友がタンクに湯をかけた、直ちに火炎の勢いが強くなったのには驚いた。魔法のようであった。友人は何でも知っている。下山ルートは日置谷経由。
下山しても弥仙山の頂にはガスが巻いて全容を見せてくれなかったが新年最初の関西百名山登山に相応しい雪と途中の雪渓に満足感があった。