無知で不勉強な竹中デエジン

米国では

1. 米国では、銀行検査官が不良債権と認定したら銀行は無税で償却できる。

2. 故に税務効果会計は1年間ですむ。

日本では

1.不良債権と銀行が判定しても、その企業が破綻し大蔵省が認定しないと有税償却させられる。

2.第一、100万円を償却するのに地方の財務局が一々文句をつけて中々スムースに償却できなかった。

3.これは大蔵省が税金収入を減らさない目的の為であり、銀行は不良債権を償却したくても難しい。不良債権が減らない税制上の大きい原因がここにある。

米国と同様の税制にしてこの問題を解決しなくては、竹中の言う主張は暴論である。行政訴訟で裁判したらいい。

今ごろ、こんな無謀な処理をするなど、政治の責任は一体全体どおなるのか。遅きに失している。
今頃になって何を言うのか。5年前にやることではないか。宮沢は知っていたのにしなかったではないか。現段階は、一銀行経営者の能力、力量を遥かに越えた問題となっていたのだ。従って、やるなら不良債権処理は社会的コストとして対応すべきである。
このような実態の中で、竹中が都市銀行の税務効果会計を米国並みにしようとするのはトンデモナイ認識不足である。これを採用したら、間違いなく貸し金回収に銀行は死に物狂いで走る。

資本主義の民間企業である銀行の当然の論理だ。

バカな現実知らずのデエジンだ。小泉総理は、どおも経済オンチと思えてきた。これは米国ハゲタカの完全なる思う壷だ。竹中は、売国奴だ。(10月31日のサンケイ新聞の記事竹中は、某銀行の切り売り先を外資系に相談していたが、その外資系にアドバイスも受けたという)これは売国奴と言わずにはおられない。竹中金融は、無知である。小泉総理を大変評価してきたが、迷路に入ったかもしれない。炉辺談話で国民に進路を示せ、総理。

10年前から米国のような方法であれば、過去10年間支払った税金は還元されるので不良債権問題は無かった。

しかも、バブル時代の不良債権は、完全に償却は完了しているのだ。増え続くのは、デフレと不景気が5年続く政策の失敗だ。

銀行全体で90兆円償却しているのだ。このような政策では、預金と相殺するまで、不良債権は増え続く。預金と貸金の相殺が資本主義の原理だ。税制問題こそ、この問題の核心だ。国民は、大蔵省の高みの見物に厳しい視線を注げ。

それは、宮沢、海部、細川、羽田、村山、橋本、と無能にして、無知な与野党党の政治屋連中、大蔵省に大きい責任がある。

本当の有責任銀行経営者は数代前のトップ達だ。現在の経営者は死ぬ思いで粉骨砕身している。

塩爺も無関係でない、銀行を悪し様に言うが分かっているのか。大蔵省こそ問題があるのを。

米国並みに10年遡って税金の還元をして不良債権を一挙に片付ければ完了するのだ。社会的コストと考えるべきだ。それをやればいいではないか。断崖絶壁の事態ではないか。

今回の騒動は、竹中の無知と不勉強による株式暴落である。