常軌を軌逸した無法国家・中国 その5 ―略奪・殺戮を文化とし白を黒と言いくるめるその手口 その五 シナの歴史は騙しと裏切りの四千年史 シナ人にとっての歴史とは天命を受けたと称しする皇帝の 歴史であり、 皇帝や高級官僚の暮らしぶりを書いた史料は無数にあるが庶民の暮らしに就いては 全く触れておらない。 毎年深刻な飢饉があったり天災や匪賊に人民が苦しんでも、そんな事は漢文に依って 記録する価値など全くないので歴史に載らないのだ。 庶民にとっては天下とか正統などと言う概念は無縁だった。 国民個人はいかに殺されず生き延びるかのみが最大の関心事であった。 明治以来、どれ程多くの日本人が、漢籍、学校漢文を 通じて身につけたシナのプラスイメージに感動し、大陸に渡り現実とのギャップに 失望幻滅して帰っできたか分からない。 史記や三国志に登場するような信義や礼や暑い篤いシナ人に出会えるかと思えば、 現実にいるのは、油断も隙もない連中ばかりである。 帝京大学の宮崎貞至教授は「騙しと裏切りにかけてシナは四千年の歴史を持っている」 と決めつけておられる。 これがシナの実態なのである。 それもその筈である。シナの酷しい自然環境の下で、しかも戦争、動乱 革命、匪賊の絶えない社会で民衆は誰も政府に期待するものは無くただ 生きる為の自己保身本能を発揮化する以外にない。 騙しや裏切りは、その当然の方便なのである。 庶民だけでなく、皇帝さえも革命や陰謀で怯えていたのである。 漢の高祖、紀元前202年から1911年の辛亥革命による清朝の崩壊まで 208人の皇帝が玉座に就いたが、その中、なんと63人が殺されるか、 自殺に追い込まれている。 三分の一弱の皇帝達が非業の死を遂げている。