明神山ー播磨富士 海抜668米 本格派の山岳 兵庫県夢前町
いやあー、実に魂消てしまった。アクセスは至近で便利な中国道沿いにある低山だが、実に素晴らしい山である。これには心底驚いた。こんなのは先日の八ヶ岳にもなかった。急登攀は70度から80度の鋭角的なものがふんだんにありロープ使用なくしては無理で、巨岩も豊富である。我々には、心臓の鼓動も平坦なものだが、初心者には大変なものであろう。この山を調べて登山をしようと言ってくれたのは親友だが、某書籍には難易度の最高のランクを示す3星だと友は言った。我々はABCDEと大明神コースの6種類の中のCコースを選択した。また是非とも登山したい山、播磨富士であった。
平成16年10月15日 金 快晴

神元神社 am 9:00 雄略天皇の457年、明神山より勧請とある。祭神は高皇産霊神・スサノオとある。神木の大杉がある。
夢やかた am 9:17 ここの老人に聞くと、熊はいないよ、この辺はと。安心するが鈴を総動員して登山することとした。発am9:30
駐車場 am 9:35 準備。発am9:50
Cコース登山口 am 9:55 Bとの分岐道標一般ガイドには見られないルート、夢やかたに詳しい地図あり。
観音岩 am 9:15 展望がよい、大雄岩とある。ここまでに屏風岩があった。
鯨岩 am10:30 鯨の背中のような大きい岩盤である。ここの先から急登が始る。大したものだ、勾配は70度はあろう。驚いた。汗が湧いてくる。ここが頂上と思いきや地蔵山であった。
地蔵岳 515米 am11:00 明神山の前山であり林の中の小さい広場で展望はきかない。発am11:05、ここから一旦急な下り、鞍部からこれこそ、明神山最大の難所と掲示してある通りの岩石の中の80度勾配の攀じ登りでロープ利用しなくては登れない。感激した。
明神山山頂 668米 am11:37 展望抜群、雪彦山から三室山、那岐山、氷ノ山、段ガ峰、千ガ峰、七種山等見える。昼食しpm12:50発。下山はBコース。このコースは当初は同様な岩の多い下りだが樹林帯となる。おおきな杉が風で根こそぎ倒れていて無残。
AB分岐点 pm13:05 莇野への分岐、あぞのと読む。そういえば登山口の部落は[神種」を「このくさ」と読む。日本語は難しい。
滑滝 pm13:25 長さ150米に亘る滝、底が岩盤の谷という感じである。珍しい。
観音滝分岐 pm13:50 ここから5分先に観音滝ある。
観音滝 pm13:55 女陰の形をした滝。滝の上方の木々の中の避雷針は頂けない。
岩屋池 pm13:52 ここの池に映る明神は素晴らしい秋空に播磨富士の麗峰を誇示していた。
登山口 pm14:00 鈴を鳴らし続けたが熊の出没はなく有り難い。