那岐山・滝山縦走  
一昨年6月、那岐山に登った時、那岐連山の西の滝山への縦走路は魅力的であった。いつの日にか是非と思っていた。また、昨年であったか、滝山の西の爪ガ城(広戸仙)のどうだんツツジに魅惑され益々滝山への思いが募っていた。那岐山の桧皮葺の檜の樹林帯も心地よい印象があったからだ。それには、どうしても那岐山山頂の避難小屋に泊る必要性があり、決断した。自炊の品々、シュラフやらマット、水3リットルと約13−4キロの重たいリュックを背負った登山であった。那岐山は一昨年の台風の被害で樹林帯は大きく伐採されて魅力を喪失していて失望、那岐山の魅力も失せていた。友人の言葉を借りれば、「那岐山は以前のあの落ち着いた雰囲気の柔らかい感じが無くなっていた。」将にその通りであった。
翌日はガスの中の縦走で視界ゼロであったが、滝山からの下山は急傾斜だが、ブナの大樹林帯は高山の風格ありこの地にしては豪快、加えて滝神社の峻険清冽な様相には大満足した。ただ53号線へのルートは日本原大演習場へ大迂回を余儀なくされてタイムロスをしたのは残念。道路のガイド板が必要。平成18年5月8日ー9日

ポイント 歩行タイム 休憩タイム ポイント概況 備考
鳥取 am7:31 智頭着am8:18ーam8:23 津山着am9:30、タクシー活用。
那義登山口 am11:25 蛇淵ガ滝遊歩道を遡行。歩行開始。 樹林帯が解消している。様相一変。
蛇淵ガ滝 am11:45 0:20 水量豊富。
分岐点 am11:50 pm12:17 0:05 0:27 ここでB・Cコース分岐。Cを選択。 昼食する。
大神岩 pm13:30 pm13:45 1:13 0:10 ここまで樹林帯無し、大失望。 炎天下の登山。東方の山麓も樹林帯解消しており林道に車が見える。
三角点 pm14:35 pm14:45 0:50 0:10 途中に今夜の小屋あり点検した。 悪くない、ソーラーで照明可能に喜ぶ。
那岐山 pm14:55 pm16:30 0:10 海抜1250米。
ここで四方の山々遠望、晴れであり満足。ビールで乾杯。
山麓の樹林帯は一昨年の台風被害を受けた為伐採されたとの事。残念。
避難小屋 pm16:40 翌9日
am6:57
自炊やらシュラフの下準備。鳥の囀りが素敵。テストのアルファー米白米も五目飯も悪くない。南奥駆に使用可能。 広々としており7−8名は宿泊可能。カレーのルーを温め、チーズやらキュウリ、日菜の漬物格別にうまい。
三角点 am7:05 0:.8 ガス充満し視界悪い。 ここからの縦走路の展望は今日は諦めた。まあ昨日見たからいいか。
展望所 am7:33 am7:35 0:28 0:02 小高いピークを3−4ヶ越えた。 三角点から1・4キロと表示ある。雨が酷くなる。ズボン裾ずぶ濡れ。
滝山 am8:25 am8:30 0:50 0:05 海抜1197米
視界無し。元々よくないらしい。
展望所から1・9キロとあるが道標によりかなりの相違があるのは解せない。統一すべきであろう。
滝神社 am9:20 am9:25 0:50 0:05 途中のブナの大木の樹林帯に感激。ガスがかかり神秘的であった。 きつい傾斜の下山が滝神社まで続く。立派な滝であり祠であった。御礼の参拝。
みそぎ橋 am9:45 am9:50 0:20 0:05 バス、滝本局前がam10:43でありガイドでは55分必要で急ぐこととした。この渓谷は那岐山より遥かに素晴らしい。 日本原演習場の三叉路で右すべきであったが山の方に向いていたので左を撰んだ為、演習場の中を通る大迂回となりタイムロスを生じた。那岐池見てやれやれ。バスが2分遅延したので乗車できた。あと2時間待つ必要があった。
滝本局 am10:45 1:05 バス乗車、歩行はここまで。 最後は走る。
津山駅 pm16:30 pm18:13 智頭行き、智頭着19;18、19:46発 鳥取着pm20:15.

通算総歩行時間
7時間18分
総休憩時間
1時間4分
実歩行時間
6時間14分