スタバにて書き流し徳永の世界史 近世五百年 幕末日本 その109 5年3月11日

日本は江戸時代は鎖国していたが、何もしなかったのてはない、白人侵略を予感し
ていた。島根県の田舎、津和野藩の国学者、大国隆正は文政、1818年後頃、
27才に長崎に留学、オランダの通訳から次を聞いたとの記録があるのだ。
「西洋諸国の見解ては、アジアに未だシナ、日本の2カ国が西洋に従わない、
然し、西洋が連合して当たればシナは10年で料理可能だが、日本は30年かかる」と。
そして日本は小国だから三つの障害があると。

1、
人口が多く武に強くシナ人の類いに非ず。

2.
海岸多く攻めにくい。

3.
万古一姓の天子ありて人心これを尊ぶ心深し。

4.
30年で従えられようが、その後、日本国中の人々を尽く斬り尽くし西洋の移民を送り
草木までも抜いて植え変えなければ、我々西洋のものにならない!
一人でも日本人を残しておけば、快復の志を起こして燃え立つ、
それが日本だ。