徳永の世界史  近世五百年  幕末日本 その124

5年326

吉田松陰は幕府を刺激した、幕府は松陰死後六年の万延元年、咸臨丸でアメリカに派遣した、この遣米使節団の使節団長は新見正興、随行に勝海舟や福沢諭吉がいる。

勝海舟、福沢諭吉は西洋文明に圧倒され、帰国後、

勝海舟は幕藩体制の終結、

福沢諭吉は文明開化推進リーダーとなった。

彼らは幕末を明治維新へと転換させた功労者、身を以って文明国を体験し開眼した日本人であった。

明治4年となり、廃藩置県を断行した同年、新政府は岩倉具視を団長とする米欧大使節団を3年間派遣した。凄い!

岩倉具視、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文、佐々木高行山口尚良等である。