スタバにて書き流し徳永の世界史 近世五百年その95 5年2月25日
マルクス教、
敗戦してアメリカの扇動もあり、多数のシンパがあらゆる分野に入り込み日本解体に努め現代に尾を引いて国家を危うくしている。
私も二十代に傾注した、大内兵衛、丸山貞夫、宮沢俊義、羽仁五郎、横田喜三郎、私は途中で逸れたが、反国家、反体制、この嵐は特に大学教授、学生、日教組などの教育会、マスコミ界で吹き荒れた。本家のソ連崩壊後の現在まで後遺症が続いている敗戦不幸の一つである!
彼らは馬鹿だから本当にソ連のような社会革命が起きると確信していたのであろう。その革命で粛清されぬように自己保身したいたのだ!
日本人として許せない思いだ!!!
スタバにて書き流し徳永の世界史 その99 5年3月1.日
当初の織田信長や豊臣秀吉は宣教師を優遇した、宗教には無関心、南蛮貿易で海外情報を欲していた。秀吉は九州征伐で突如キリスト教布教を禁止したのは、神父の衣の下の鎧、よろいを見たのだ。教会に弾薬やら鉄砲を貯蔵していたのを発見したのだ。家康も当初は寛大であったが、キリスト教徒が70万人となり幕府に脅威だとして全国的に禁教令を発した。
キリスト教禁圧の原因は以下であった。
1 宗教一揆の恐れ、
2.キリストを絶対最高の主とし、その下で一切の平等を主張し日本封建倫理を否定していること。
3.日本固有の信仰破壊の恐れあること。
4.ポルトガル、スペインの領土的野心を見抜いた事。
後発のオランダが幕府に告げ口し、唯一長崎を窓口として利権を得たオランダであった。
スタバにて書き流し徳永の世界史 近世五百年 幕末日本 その107 5年3月9日
日本が白人にやられなかった幕末を分析している、これは現代の危機と同根であり、極めて重要な視点だと信ずるからだ。
前回は国学であった。今回は洋学、南蛮学に関しても日本人は決して排他的でなかった、これも日本が白人の侵略を防止出来た事と無関係ではない!戦国時代から南蛮学として好奇心の強い日本人に注目されていた。鎖国しても長崎の出島を通じてオランダの蘭学が大いに発展していた。杉田玄白の解体新書による西洋医学だ。天文学、地理学、化学、植物学。幕府も洋学所、蛮書調所を設け奨励した。
伊能忠敬の正確な日本地図は典型的なものだ。
スタバにて書き流し徳永の世界史 近世五百年 幕末日本 その108 5年3月10日
幕府は鎖国だが決して外国を無視せず、研究していたから、開国しても敵を知っており成功裏に明治維新をして欧米に瞬く間に列し世界五大列強となったのである。続ける、今日は林子平、はやししへい、の海国兵談だ。18世紀になるとロシアが千島列島、蝦夷地に出没を始めた。林子平は海防の必要性を説いた。幕府は世間を惑わすとして没収したが林子平は先覚者であった。鎖国しても決して何もしないのてはなかった日本人であった。白人侵略を予感して、学問を深め、武士道、大和魂で精神を鍛錬、地理測量、兵学などで対抗する準備を着々と本能的にしていたのだ。