スタバにて書き流し徳永の世界史 その53 令和5年112

鄭成功、日本人は殆ど知らないか忘れていよう!鄭成功は手勢を連れてオランダを台湾から追い出した人物だ!母親は日本人、父親は明国人、平戸生まれ。純粋の日本人だ。国性爺とも言う。近松門左衛門の国性爺合戦に登場する。明国は清国に滅ぼされた直後、明の遺臣、鄭芝竜は日本に亡命し平戸の日本人と結婚、その子が鄭成功だ。鄭成功は父親の国、明国復興の為に清国の軍隊と何度も戦っている。再起を図るため台湾に渡ろうとしてオランダ軍と衝突したのだ。スタバにて書き流し

徳永の世界史 その54 5年113日 鄭成功は本格的にオランダ軍を攻撃し海陸で勝利し、オランダ軍は名誉ある撤退をしてバタビヤに去った

のだ!!!アジアで欧米軍を追っ払った最初で特筆大書してよい歴史的事実である!日本はやがて徳川幕府により鎖国した、オランダのみ長崎は出島で通商を許されたのは、オランダが幕府に取り入りスペインやポルトガルの領土的野望を密告したからだ。オランダは当時、既に本国の40倍の面積のインドネシアを植民地化して手一杯たった。幕府はオランダに領土的野心が無いと判定したのであろう!スタバにて書き流し

徳永の世界史 その60 5年120

さて、産業革命が進展すると市場開拓の為に益々植民地が欲しい。植民地からの収奪は進み原住民は元来の生活様式をぶち壊され悲惨な状況に追い込められた。西洋の白人が人間を奴隷に落として都合の良い事が旧約聖書にあったからだと言われている。白人に罪の意識が欠けた根拠だと思われる。

人間を牛馬同様に使役し罪の意識が無いのだから薄情だ。狩猟、遊牧の民は動物を殺して食べる事を生業とするから都合の良いのがキリスト教で、奴隷は家畜と同格であった。日本には奴隷の思想は歴史的に無い。日本の奴婢は賤民の一種だ。

スタバにて書き流し徳永の世界史 その61 5年121

少し話題が戻るがヨーロッパ人の奴隷貿易の実態に触れたい。アメリカ大陸に最初に着いたスペインがアステカ帝国とかインカ帝国を簡単に滅ぼし、金銀財宝略奪、見境なく原住民を殺害したと述べた。それは1億人と言われる。これでは、金銀鉱山が見つかっても労務者が足りないと分かり、彼らはアフリカから労働力として黒人奴隷を連れてきたのだ。アフリカのナイジェリアなギニア湾岸に、スレーブゴースト、奴隷海岸の名が残っている!アフリカ奴隷の積み出し地だ。ついでに黄金海岸がある、ガーナだ。コートジボアール、象牙海岸だ。穀物海岸もある、リベリアだ。何れもヨーロッパ白人300年、アフリカ強奪の犯罪史だ。アフリカの国境は直線が多いのはヨーロッパ白人による線引なのだ。