スタバでの書き下し徳永の世界史  近世五百年

その145 令和5416

アメリカの国策は移民である。移民立国だ。だが日本の移民だけ排除する法案、排日移民法を制定した1934年だ、昭和9年。そして、オレンジ計画通り次は日本を戦争へ駆り出す挑発に乗り出した。

当時は「石油一滴は血の一滴」と言われた。アメリカは日本の足元を見て、日本への石油全面禁止とした。アメリカに石油を全面依存していた日本には致命的打撃であった。

日本は生きる為に東南アジアの石油を頼らざるを得なく南方進出を決めた。アメリカはそこで日本に嫌がらせをした!ABCD包囲網だ。アメリカ、イギリス、チャイナ、オランダによるものだ。日本の生命線に関わるもので放置できない!この危機を脱する為に日本は、アメリカに対して平和的解決の日米交渉を誠意をもって進めた。