スタバにて書き流し徳永の世界史 その50 令和5年19

さて、果敢なオランダはアフリカとかインド洋沿岸地域のポルトガルの貿易拠点を次々と奪い取った。17世紀には現在のインドネシアに確固とした拠点を構築した。これ以降3世紀に渡り日本が大東亜戦争でインドネシアを占領し、追放されるまで世界一の広大なオランダの植民地支配が続いたのである!インドネシアはオランダの世界一の植民地であった、だが日本の敗戦後、インドネシア人も立ち上がり現地に

残った日本兵は応援し戦いオランダ人を完全に追放し独立国となったのだ、時のスカルノ大統領は、日本に感激してインドネシアの独立記念日を

日本敗戦日の昭和20815日の1945.8.15として石碑に記している。

スタバにて書き流し 徳永の世界史 その55 5年114

ここらで近世500年の世界覇権の国々を概観してみる。

16世紀がスペイン、17世紀がオランダ、18世紀と19世紀はイギリス20世紀がアメリカである。

此等のなかでヘゲモニーが長持ちしたのは小さい島国イギリスである!イギリス帝国最盛期にはオーストラリア、ニュージーランドカナダエジプト

南アフリカ インド マレーシア ビルマ 太平洋諸島ら七つの海にまたがる広大な領土を200年間支配した。パックス・ブリタニカである。

なぜこれが可能だったのか?これに就いては次回にする!

スタバにて書き流し徳永の世界史  その56 5年116

イギリス覇権維持200年間は、なぜ可能だったのか?

1. 先ず、キリスト教を植民地支配に使う手法がスペイン、ポルトガルと違っていた事を指摘する!スペイン、ポルトガルはカトリックで現地民を十字架を武器に無理やり強制した。イギリスはそうでなかった。

2. 次にイギリスはドーバー海峡があり島国でヨーロッパ大陸での抗争や動乱に巻き込まれぬ地理的優位があった、日本と同じだ。

大陸とは一歩離れ深入りは危険は 現代でも真理だ。ドーバー海峡は大陸とは僅か30キロ。

日本は東シナ海900キロ 朝鮮海峡200キロ 大陸動乱にイギリス以上に巻き込まれなかっ幸運があった!

3. イギリスは植民地統治に宗教の重要性を知っており、結果的に主要聖地を抑えている!エルサレム、ガンジス河メッカコンスタンチノープル

メジナなど全てがそうだ。イギリスは宗教に寛大で政治利用に長けていたのであろう。

4. 最後に、ここが大英帝国になった真因だがスペイン、ポルトガルと異なり得た利益を18世紀の産業革命に仕上げ、活用したのだ。

ここに大英帝国成立の真因がある。