野中広努を断罪する。
1.
一口で言えば、今回の野中の引退宣言は、敗北宣言である。小泉総理就任以降この二年間、野中は全く権力中枢から排除、敬遠されて、政治的に干されたままで、どおにもならなくなったのであろう。野中は郵便局関係の巨悪であり小泉総理の郵政公社民営化で自分の未来が惨憺たるものと予測した自己愛の、エエ格好の引退宣言である。

2.
第一、古賀某と野中の二人がテレビに出ると、又、良からぬ策謀をしている連中と、テレビに出る度に選挙のマイナス効果となるのを知らぬ、薄汚れた印象しかないのに本人は知らない、野中は裸の王様であった。

3.

野中は鈴木宗男の親分として、影の権力者として、鈴木宗男を自由に操った巨悪であると断罪する。鈴木の監督責任を果たしておらない。鈴木と同様な
恫喝型政治家で、権力と利権と人間を恫喝で操作してきている。古い時代錯誤の人物で任期まで在職しないでサッサト辞職せよ。

4.
北朝鮮の拉致問題でも、実に国益の視点の欠如した男であった。知らぬ顔をしていたのは
土井たか子と同罪である。サンケイ新聞によると北朝鮮問題の巨悪は、野中広務河野洋平、中山正暉だという。河野洋平は教科書問題で、慰安婦を政府官房長官として是認した極悪反国民的政治家である。

5.
このような政治家が引退するのは大歓迎であり、橋本派の分裂を促して、自民党政治が変革し日本の政治の、より国民本位への転換点となるのではないか。野中引退宣言を大歓迎する。一日も早く辞職、退任せよ。
 平成15年9月10日
 徳永圀典

その後の野中の言動を観察していると、矢張りこの男の人物が出ている。引退の仕方に人物が出るというが、野中の言動はそれを証明している。
1.引退の言は方便で、2年間権力から干されてその私怨と断定する。
2.引退するものが、あんな生臭い言動はしない。それだけで野中は信用してはならない。
3.小泉総理の息子を自衛隊に入れてからイラク派遣せよとは全くの暴論で、それこそ大時代的な発言で人権無視そのものである。
平成15年9月18日

参考1. クライン孝子 (フランクフルト在住 ジャーナリスト)
今週の
『週刊文春』は野中広務氏の手記「首相よ、息子をイラクに派遣せよ」っての掲載してるって。
あれっ、週刊文春、いつから反戦雑誌に変身したの?最も文春,野中さんヒイキで、氏の宿敵?山崎拓氏タタキで大いにヨイショし貢献?したし。
でも野中氏論調、お粗末ですな。「なぜ息子をタレントにしたのでしょう。もし、自衛隊の隊員がイラクで死んだ時、その親は首相の息子を見てどう感じるでしょうか。私はあえて言います。自衛隊の海外派兵が必要だと思うのなら、安全だというのなら、まず息子を自衛隊に入れて、行かせる覚悟を見せなさい」だなんて。
こんな人物が国家を背負っていたのだものね。道理で中国が氏を珍重してた気持ちが分かる。中国は日本を弱くするの大スキだもの。
流石、今朝の産経抄は< なるほど、これはわかりいい理屈であり、俗耳に入りやすい主張である。しかし野中氏は自民党最大派閥を率いて指導的立場にある政治家だった。その人が、一国の首相に向かってこのような「
公」と「私」をごっちゃにした論旨からイラク派遣反対を説くとは、思いもしなかった。
かつての「滅私奉公」にかわって、いま「滅公奉私」の思想がこの国を支配している。それが戦後民主主義のイデオロギーであり、他人のための自己犠牲は、血を流すどころか、舌を出すのもいやだという風潮につながっている。
イラク派遣は確かに大きな危険が伴っているが、しかし日本は国際テロと戦う共同行動を約束していた。も
し派遣が日本の大局的国益だと判断すれば、たとえ世論は逆風であろうと決断を下す。それが首相の見識であり宿命である。息子がどうのという問題ではない。
「国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」と憲法はその前文にうたっている。
野中氏ほどの優れた政治家が、オバタリアン的次元の国家観で、その憲法のこころざしを“矮小化”するとは思いも寄らなかったのである >
かと思うと「入閣要請、断らない」と江藤会長 抵抗の旗降ろす? この人抵抗勢力の筆頭格と目され、亀井氏を総裁候補に立てたり、今年3月大島農水相が辞任した際には、同派の中川昭一元農水相の「一本釣り」に待ったをかけてまで小泉首相にたて付いていたのに。
小泉総理、国家観点から、未来によせ組閣は派閥に捕われず若手の実力者を抜擢して下さい。
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参考2

今日は二つメールをご紹介致します。これだから、拉致問題,容易に解決できないのでしょう。
ある方から

<これは、金日成の墓がある錦繍山記念宮殿に
野中氏が書き残してきた献上文です。
「ご生前中に三度にわたりご会見の栄を得ましたことに感謝し金日成主席閣下の不滅の遺徳が、 朝鮮民主主義人民共和国の永遠の発展と  日本国との友好発展の上に、大いなるお導きを願い、永久不変万年長寿をお祈りします。  平成十一年十二月二日 野中広務」 >        
 
叉、北との関連で、以下のメールも
< 三木夫人が子供達を北朝鮮に連れて行ったテレビ放送がありましたよねその時の彼女は「日朝国交促進国民協会・副会長」と言う名誉ある?肩書きで訪朝したらしいですね。今月12日に「日朝首脳会談1周年記念講演会」で帰朝報告及び北朝鮮の現状報告。北の現状報告ってどんな内容なんでしょうね、聞いてみたい!
同会の会長はなんと
村山富一元首相、副会長は三木夫人御両名が会のトップを占めている同会、何か高齢者名誉職対策の会
のような気がします。
同日の他の講演者は名誉ある?
「あっち系の名士」の先生方姜尚中東大教授 ・ 小此木政夫慶大教授 ・ 藤沢房俊東京経済大教授 和田春樹東大名誉教授(他の大学は知りませんが東大って教授在職期間が規定に達して居れば論文発表,内容の優劣等と関係なく馬鹿でもチョンでも名誉教授になれ公務員給料無駄使いの方達、知人の東大教授達も名誉が欲しくて東大に齧りついていたお方が沢山居ましたが)
ここでも村山氏の挨拶は「両国の関係が正常化され〜〜〜」と、正常の考えでない方が話されたそうです。
今の状態で日朝国交正常化をしたら、日本国って「テロ支援国」になるのにね。日朝関係をややこしくした御両人が正副会長では、何も期待しませんがこれ以上両国間を複雑にしないで欲しいですね。
4〜5日前のテレビ放送で日本に
亡命中の北の要人(金日成時代の中枢人物で金日成とのスナップも同時に放送された)である朴甲東氏が「日本の政府や国民には申し訳ないが、自分の国が犯されていると言うのに余りにも暢気すぎる、何かといえば国交正常化ばかりを臨んでいる、相手は正常な考えの持ち主ではないのだから」と。彼が柔かく?言っている言葉の真意は「日本は馬鹿だ!」と言いたかったのでしょうね  >