小田代ヶ原戦場ヶ原

田代ガ原の広さは戦場ガ原の約4分の1。湯川の西側に広がる周囲2キロの草原で、ミズナラの林に囲まれている。
草原には、ウマノアシガタ(6〜7月)、ホザキシモツケ(7〜8月)、ニッコウアザミ(7〜8月)の群落があり、初夏から夏にかけて花を見られる。
小田代ガ原は秋も味わい深い。特に、ミズナラの黄葉
-おうよう-や、草原の草紅葉-くさもみじ-は絶品である。そして話題沸騰なのが、「小田代ガ原の貴婦人」と呼ばれる1本のシラカンバの木。シャッターチャンスを狙う人々で後が絶えない。
小田代ガ原へは、赤沼か竜頭ノ滝
-りゅうずのたき-バス停から20分かけてしゃくなげ橋まで歩き、往復6キロのハイキングコースに入る。大体下図のような範囲を歩行。
熊の出没が盛んのようであったが、我々は鈴を鳴らしながら、いろんな花や樹木や草原を鑑賞した。鹿の姿も目撃した。
平成18年7月4日 男体山下山後の約1時間半。

小田代ガ原