奥入瀬渓谷と十和田湖ー青森県
この渓谷は過去数回歩いているのだが、途中だけであり、完全歩行するのが多年の夢であり念願であつた。親友と八甲田登山を企画した時に同行の賛同を得て、今回遂に完全歩行を果たした。

平成16年5月26日 快晴 簡保の宿から石ヶ戸まで車、ここに駐車してのスタートである。
1.)石ヶ戸ー25分ー馬門岩ー15分ー阿修羅の流れー5分ー九十九島ー5分ー飛金の流れ-10分ー千筋の滝ー10分ー雲井の滝ー10分ー白銀の流れー5分ー岩菅の滝ー5分ー玉だれの滝ー28分ー双白髪の滝ー5分ー姉妹の滝ー寒沢の流れー3分ー銚子大滝ー30分ー子の口
      「住まば日の本、遊ばば十和田歩きゃ奥入瀬三里半」−大町桂月
2)十和田湖遊覧船
東湖ー中湖ー西湖へと御倉半島とか中山半島の新緑と風景を、忙中閑あり、と楽しむ。所要時間50分。この湖は海抜400米、水深最深327米。
わが国、湖中の白眉と言われる、春は清雅な新緑、秋は絢爛豪華な紅葉は大絵巻で、その巧緻の変化は妙を極める。
平成16年5月26日 徳永圀典

阿修羅の流れ 銚子大滝
御倉半島

十和田湖町は、青森県の南部中央、上北郡の西南部に位置し、周囲を6市町村に接する県境の町です。総面積は371.81kuで、青森市に次ぐ県内第2位の広さ地形は、西部を奥羽山脈が縦走し青森市との境界となっている大岳、高田大岳などの八甲田山系が連なります。その南側には、乗鞍岳、赤倉岳が西南部に位置し、十和田湖に続く。湖の東部には、十和田山などの1,000m級の高山があり、東に向かって三本木原台地に連なる段丘的な高原となっている。
十和田湖は、秋田県とも接し、面積が61.02Ku、海抜400mにある我が国第3位の水深(326.8m)の二重カルデラ湖で、湖より流れ出る奥入瀬渓流とともに、国の特別名勝、天然記念物に指定。湖を源流とする奥入瀬川は、町の中央部を貫流して河岸段丘を成し、太平洋に注いでいる。