岡山木鶏クラブの安東壮文氏のこの問題と暴走族に対する並々ならぬ、絶えざるご努力には心から感動している。同氏のこの問題に関する情熱には頭が下がる。ここにその卓見の一部をご披露する。

ーー暴走族の件では佐藤議員のお陰で静かな夜を過ごす事が出来るようになり感謝しております。

-ー落書きの件では、折角現行犯で逮捕した犯人ナッピー 中田一平 を釈放をしなければならなかった
法制度に根本的な問題がある。落書き犯は最初公共の建造物(電力会社の配電盤・橋の橋脚・地下道・等)に落書きをする。一般人はそれをあまり気に掛けない、それで調子付いた犯人は商店街のシャッターや一般住宅の塀や壁に書くようになる。この時点で大人達は怒り狂い出すこととなる。これが落書き事件の経緯ではないでしょうか。

以上の経緯を振り返って見ると
我々一般人にも考え直さないといけない点がある。それは自分個人に損害が及ばない行為に対して無関心であると云うことである。公共の建造物に対する毀損破壊行為に対してあまりにも無関心過ぎたのではないかと反省をする必要がある。また公共の管理者(国・県・市町村)もその行為に対してあまりにも寛容ではないか。

今、我々が認識しないといけない事は公共の物も個人の所有物も同じレベルで大切にするとの合意事項を確立する事のように考える。落書き犯は自分のしている行為が悪い事と自覚して行っている。これは何かの弾みで人を殺してしまった殺人犯と比較して犯した罪の大きさは違うが犯行を犯すと云う意識においては殺人犯より絶対に落書き犯の方が重いと思う。従って動機では殺人犯より落書き犯に重い刑罰を与えるべきである。

マスコミ各社はナッピーについて顔を出すのを控えたり大変な配慮をしていた様子だが
一般社会の浄化のため犯罪社会防止の為にも以上のような意識を持って報道をして戴きたいと思う。

---また本日、教官を殺して逃走をした15歳に少年院行きが決まった。これで新しい少年法でも15歳は人間 1人なら殺しても平気だと広く証明した。今後、子供は帝王のように傍若無人に好きのし放題の状態が出来湧いてくるだろう。

司法の場においてももっと一般社会の状況を把握し日本の将来の為に一石を投じるような判断を下す者はいないのか。完全に一般社会から隔離された司法関係者には望むべくもないのかもしれない。

岡山市 ---安東壯文--- 
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