音羽三山 
     音羽山--海抜851.7米    熊ガ岳--海抜904米     経ガ塚岳--海抜889米

関西百名山登山記録 M  

 平成11年7月11日  集合場所 近鉄難波駅  午前8時30分
 参加者  森川 清水 繁益 赤松 香西 吉田 徳永

今回より正式に月山会として発足。会費1千円集合時に徴収。おにぎりは構内の売店に森川さんが事前予約。アンパンは阪急梅田駅にて購入した。梅雨の最中と言うのに今日で一週間の晴天続き。鶴橋で乗り換えて桜井到着、午前9時20分。
am9.45 バス乗車 下居ーーオリイーーで下車am10.00 ここら辺の山里風景は山陰に似ていると思った。山の木々の緑が濃い。杉が主林木である。杉林の中、比較的急登である。赤松さんの息が次第に激しくなっいる。
am10.45 観音寺着。海抜620米。ここは西国11番の札所だ。余りに達筆で読めなかったが、本堂正面の額にあった
ほととぎすかつおとづれて音羽山 こころのやみのあかつきの声
近隣に外山ーートビーー観音寺がある、ここは音羽観音寺と称されているらしい。鳥取の自宅から電話で寺を探しこの御詠歌が間違いない事も確認した。ここでアンパン休憩10分、森川さんは余程アンパンが好きらしい。本当はクリームパンのようだ。
ここから谷底の遡行で道らしい道はない。足元は悪く杉の倒木が酷いが杉の芳香が心地よく安堵を覚える。
約1時間の遡行で音羽山
am11.45 海抜851.7米 眺望の悪い処であったが丸太を整理して昼食。例のコーヒーを作る。ミルクの撹拌がみんな巧くなった感じがする。森川さんが月山会会則を配布されて説明された。音羽山から次の山は経ゲ塚山であり前方に見えるが可成り高い。赤松さんが悲鳴に近い声をあげた。倒木を踏み越え踏み越えて進む。薮をかきわけて行くのも又楽しいものだ。然し意外と早く到着した。
pm12.37分 経ゲ塚山 海抜889米。ここにはぼん字を彫りこんだ石碑があった。
ここから再び桧とか杉の林の下の笹をかきわけて進む。前方の姿の麗しい山が音羽三山最終の熊ガ岳である。一旦鞍部に下りる。そして100米登った。今回はどの山も登りがきつい。然し、稜線に出ると杉林の中だが谷底からとても涼しい風が吹き上げて快適そのものだ。ハッピーそのものだ。こんな感じを家族に経験させてやりたいと強く思う。
pm13.18分 
熊ガ岳。海抜904米。気温26度。ここから竜門岳が見えた。左下は宇陀らしい。一度行きて見たい処だ。
柿本人麿のひんがしの野にかぎろひの立つ見えてかえり見すれば月かたぶきぬの里で森川さんはかぎろひを見た経験がある様だ。
pm14.00  女坂伝承地の立て札がある。桜井から宇陀への峠道らしい。ここからは下りのみ。赤松さんの声が弾む。
pm14.30  舗装道路となる。民家が散在している。今回は香西さんの声は少しも無かった。経験の積み重ねにより最早練達の境地であろうか。7月下旬には森川さん等と富士登山の由。松阪大輔ではないが自信から確信の境地であろう、同慶の至りである。
pm14.45  不動滝のある村に下山。気温29度。徳永はビール探してきて皆で乾杯、美味い、美味い、この醍醐味。
pm15.18分 バス乗車
pm15.37分 桜井着pm16.25分難波着 解散
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会計収支 収入 会費一人@1000円×7=7000円
支出 アンパン @100円×7= 735円 含む消費税
ニギリメシ 一人3個×7=2520円 同上
写真代   一人百円×7= 700円 繁益さんへ
珈琲と葉書代1200円 葉書10枚珈琲一人百円 森川さんへ
ビール代 @230円×7=1610円 含む消費税
支出総計6765円 差し引き余剰235円は次回迄徳永保管。