日本は今、歴史的分水嶺におる。覚醒せよ!
古代、確かにシナは世界一の文明国であった。以後三千年、シナ大陸は異民族による革命王朝の連続で、百家争鳴と言われた。中世以後、特に産業革命に端を発した事によりシナ帝国は破綻、明朝、清朝は欧米に蹂躙され20世紀に至る。英領香港がそのシンボルだ。それの返還も終わりシナ模様に変換した。
シナ人から見れば隠忍持久のものであらう。シナ人独特の
面従腹背の長歳月、欧米先進国へ面従腹背、隠忍持久、意図を持って欧米の資金と技術を盗み活用、部分的には欧米を超える技術を有するに至った。
シナは、今や満を持して立ち上がったのだ!
過去五百年の欧米論理の万国法を排し、
中華世界のパクスシニカによるシナ自らの原理の万国法を企図している!
欧米万国法をせせら笑って無視しているではないか!
シナ盟主による万国法を企図しているのだ。
単なる貿易収支とかではない、先ずアジアをシナ自らが
盟主として君臨しようとしている!
それは何を意味するか?
日本人はどう、これに向き合うか根本から再考しなくてはならぬのだ!!
単なるサプライチェーンとか貿易収支問題ではない!
シナをアジアの盟主として是認するか、否かだ。
シナの動きはシナによる万国平和ではなくシナの為の平和の動きで絶対に是認するわけには参らぬ。
日本がシナの冊封下に入る事は絶対ならぬ。
これは日本人として、日本としての国是、民族是であろう!!!
ならば21世紀の日本人として台頭するシナにどう向き合うか?
有史以来の大命題に命懸けで対処しなくてはなるぬのだ。
シナの習近平が説く「人類運命共同体」には絶対組み込まれてはならない!!
その覚悟 意思 行動 戦う意思を固めなくてはならぬのだ!
アジアは19世紀以来の秩序転換の岐路に在る!!
経済界も企業活動を通じシナの経済発展に貢献する事が
何を日本にもたらすか真剣に想像しなくてはならぬ。
要は国家観が必須なのである!
日本は分水嶺に立たされている!!
令和5年8月22日
徳永圀典