六甲山 海抜932.1米 関西百名山・日本三百名山 兵庫県神戸市
宝塚から有馬温泉行きのバスで、船坂橋で下車し船坂谷を遡行した。ここは週日ではあるが誰一人登山者のいない、自然が一杯であった。表六甲よりは裏六甲は確かに自然がそのまま残っている。野イチゴもフンダンに見られて摘んで食べた。甘い、自然の味。川上の滝の堰堤の上からは、まさに谷川の渡渉の連続で、美しい清流をトゥエンティ・クロスするようであった。谷を詰めると、一端、左に迂回してから右を廻り谷に降り、再びきつい坂を登りつめると山上の道路・元鳥居茶屋前となる。極力道路を避けて一軒茶屋から、久しぶりの六甲山頂を目指す。大抵は、一軒茶屋を素通りしていたので山頂は十年ぶりとなった。こんなに暑くて、こんなに汗ブルブルで冷やしたジュースやらお茶を飲んだことはない。
一軒茶屋でさらにビールを一缶飲み干した。その美味しいこと、友人自家製の冷えた胡瓜に塩をかけたのは、とてもいい肴であった。同じく自家製のプチトマト、チーズ、我々の大好きな赤飯おこわのお握り、ミカンを食べて、実にいい気分で冗談を言い合い、腹をかかえての大笑いで、少しヒョロヒョロしながら七曲りの坂を本庄橋へと目指した。お蔭で少し理性が欠けていたのか、それが普通なのか、ロックガーデンで谷を間違えて降りるとこであった。
平成17年6月28日快晴
ポイント | 着 | 発 | 歩行タイム | 休憩タイム | ポイント概況 | 備考 |
鳥取バス | am5:30 | 宝塚インター着am8:20−タクシー | 阪急宝塚着am8:28 | |||
阪急バス | am8:28 | am9:10 | バスam8:30のもあった。 | 船坂の案内なく通過し、ヒッチして引き返す。 | ||
船坂橋 | am10:00 | am10:05 | 橋を渡り川の右の道を遡行する。 | 桂山荘を右手に見つつ。 | ||
老ヶ岩 | am10:38 | 0:28 | 0:05 | ここまで色々な道があり谷を何度もわたる。分かり難い。 | キャンプ場が川原やら森の中に散在。 | |
川上の滝 | am10:53 | am11:00 | 0:16 | 0:07 | きれいに水が流れている。この滝を右に大回りして堰堤を越すと、そこからトゥエンティ・クロスが始まる。結構ハードな道である。清流が魅力的。 | 清流である。近くに野イチゴたくさん。川上の滝からは「六甲の大杉谷」と命名する。 |
山上の道路 | pm12:22 | 1:22 | 炎天で汗ブルブル。矢張り谷は涼しい。 | 谷の中は清風があった。 | ||
元鳥居茶屋 | pm12:28 | 0:06 | 閉鎖していた。 | |||
六甲山頂 | pm12:55 | 0:28 | ここから一軒茶屋に向かう。 | |||
一軒茶屋 | pm13:00 | pm13:30 | 0:05 | 0:30 | 上述の通り。七曲を下る。 | 神戸市役所に聞いたが電話番号不明、本日営業かどうか事前に不明なのは残念。 |
本庄橋 | pm14:05 | 0:35 | ここから我々は五助谷の方へ行く道を選択していた。 | ここは道標が詳しくなく分かり難い。 | ||
雨ガ峠 | pm14:25 | 0:20 | ここから、おたふく山は近い。 | 交差点の広場。 | ||
風吹岩 | pm15:17 | pm15:27 | 0:52 | 0:10 | ここで冷たいジュースとミカン食べた。 | 涼風が気持いいが炎天である。 |
大谷茶屋 | pm16:07 | 0:50 | 汗ブルブル、休憩せず素通り。 | |||
阪急芦屋川 | pm16:27 | 0:20 | ||||
総歩行タイム 6時間27分 |
休憩タイム 52分 |
実歩行時間 5時間35分 |