龍門山--海抜755.9

関西百名山 登山記録34 
平成13年9月8日 土曜日 快晴
参加者 森川、清水、繁益、安東、長戸、高橋、徳永

昨夜来の雨と天気予報から今日の登山は諦めに近いものを抱いていた。あに計らんや快晴となる。その上、蒸し暑いもので登山の難渋が予想されたが、矢張り2月目の再会であり車中から雑談と歓声の声しきりであった。南海電車で橋本から乗り換えてJRではワイワイガヤガヤの最中に森川会長が突如にして、やおら立ち上がり、諸君、と言い両手を挙げて静め、会としての方針を話された時は、何ともいえないいい雰囲気があつた。紀州富士と聞いたが粉河駅を降りて見てもとても富士の印象はない。横にながい山並みであった。どおやら和歌山市内からの眺望が富士なのであろう。山麓のみかん畑近くまでタクシー、更に親切な老夫婦の軽トラに便乗した。最近便乗が流行る。ミカンを数個失敬。紀ノ川とか葛城山方面の展望を楽しみつつ登る。中央登山口を少しトライしたが草茫茫で会長の決断で引き返す。そして、田代口に来たとき蝮を見つけ長戸氏が攻撃し放り投げる。蒸し暑い登山道であった。時に35度も気温があり何回となく水分補給した。田代峠から40分かかる。磁石石から程なく頂上。
龍門山海抜756米、明るい見晴らしのよい山頂、眼下に見える紀ノ川は断層であり四国の吉野川と連動し、東海道から九州へと中央構造線と説明を受けた。帰宅して地図をみるとその通り。下山も中々時間がかかる。蒸し暑いし道が昨夜の雨で奔流となり簡単でなかった。それでも我々は会長のおかげで余裕と教養?に富む。
  先ずは会長の俳句

     会長作  龍門山 夏の名残りの暑さかな

    安東氏作  蛇に茸にひぐらしにぎあう龍門山

     徳永作  法師蝉 鳴きて龍門 秋近し

    清水氏作  ツクシ鳴き龍門山に秋深し

下山して龍門温泉がまた良かった。登山後の温泉は欠かせないものとなった。後のビールで談論風発、とどまる処知らぬ月山会の面々、本当に僕はシアワセだなあーー。感謝、感謝の一日でした。森川会長の奥様の足のご様子が悪いのが大変気がかりでありました。一日もお早いご本復をみんなで祈りたい。

10月3日 伊吹山 11月25日 愛宕山 12月9日 由良山と忘年会と年末までの予定決定した。