槇尾山 施福寺 (槇尾寺) まきのおさん せふくじ まきおでら  大阪府和泉市槙尾山町


当山は第29代欽明天皇の勅願寺。 仏教公伝538年頃の創建、日本有数の古い寺。役の小角、行基菩薩等の山岳修行の道場であり弘法大師 空海が勤操大徳について出家得度した寺として有名。
西国第4番札所。本尊は十一面千手千眼観世音菩薩で 御詠歌は、花山法皇のよまれた
「深山路(みやまじ)や檜原(えばら)の松原分(まつばらわ)けゆけば巻(まき)の尾(を)寺に駒(こま)ぞいさめる」
で巻の尾とは役の行者が法華経を峯々に納経て、最後に当山に納経したので山号となった。 古来より経塚が築かれ、故事にのっとり全国各札所巡礼が終れば最後に当山にお写経を納める風習がある納経寺。

満願滝弁財天は施福寺とは関係ない、バス停前にあるが滝が白糸のようにきれいであった。